長福寺のお参りの記録(1回目)
山形県羽前水沢駅

山形県 鶴岡市 湯田川乙 に境内を構える、大日山 長福寺、当方は 道の駅 全国制覇者で、全国の寺社、2023.10月に 出羽百観音、庄内三十三観音霊場巡礼にて参拝致しました、とても親切’丁寧な対応でした、どの様な寺院か引用を用いて調べて見ました、山号は 大日山、寺号 院号は 長福寺、宗旨 宗派は 真言宗 豊山派、ご本尊は 聖徳太子作とされる 十一面観世音菩薩、庄内三十三観音霊場 第二十六番札所、荘内平和観音百八霊場 第十三番札所 札所ご本尊は 十一面観世音菩薩、
長福寺の創建は大同２年(807年)、行基菩薩によって開かれたのが始まりとされます。
古くから由豆佐売神社（延喜式内社）の別当寺院として寺院が隆盛し往時は７坊を要する大寺院となり慶長17年（1612年）には山形城の城主最上義光から寺領152石が安堵されています。最上家が改易となり新たに庄内藩（藩庁・鶴ヶ岡城）主となった酒井家からも引き続き寺領が安堵されています。貞享年間（1684～1687年）に真言宗豊山派に改宗し明治時代初頭に発令された神仏分離令後は由豆佐売神社からは分離しています。長福寺の寺宝である絹本著色長福寺三千仏は恵心僧都（平安時代の天台宗の高僧）が製作したと伝わるもので縦8尺（2.64ｍ）、横7尺（2.31ｍ）昭和47年（1972年）に山形県指定文化財に指定されています。石造金剛界大日如来は鎌倉時代に製作されたもので像高約 70ｃｍ、総高約1ｍ、当初は大日山に安置されていましたが明治40年（1907年）に長福寺に移されました。
笠塔婆・卒塔婆は鎌倉時代に製作されたもので阿弥陀如来坐像が刻まれていると推定され当初は大日坂に建立されていましたが現在地に移されています。
石造金剛界 大日如来、笠塔婆・卒塔婆は 昭和42年（1972年）に鶴岡市指定有形文化財に指定されています。明治時代に新徴組が湯田川周辺に配された事から境内には新徴組の隊士やその家族の墓碑が建立されています