しょうじょうしんいん|高野山真言宗
清浄心院のお参りの記録一覧
和歌山県の寺院/博物館巡りの高野山での3箇所目は清浄心院です。セイジョウシンインではなくショウジョウシンインと読みます。
高野山真言宗 別格本山で、本尊は秘仏・廿日大師。廿日大師は弘法大師の事であり、毎年1回、4月20日に開帳されます。
また、重文の阿弥陀如来立像が安置されています。
こちらの寺院を拝観するにはHPから事前予約する必要があります。拝観時刻は11時~、12時30分~、16時~の1日3回。拝観料は1,000円で護摩木を1本頂けて祈祷して頂けます。尚、こちらは宿坊を営まれており、宿泊された方は拝観料が無料となります。
天長年間(824〜34年)に空海により草創され、初めは喜多坊と称していたが、 後に勅命により清浄心院に改めたと伝わる。その後一時衰退したが、平宗盛(平清盛の子)により再建。徳川時代に入り、上杉謙信、佐竹義宣などが檀家となり、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所となったとの事です。
奥之院入口の一の橋の直ぐ手前左側です。駐車場がわからず、お聞きして駐車させて頂きました。受付にて拝観予約した者と告げ、拝観料を納めると護摩木が頂けて願い事を書きました。併せて御朱印を依頼、直書きは相場よりお高くて800円でした。(書置きは500円)
院内を案内頂きましたが、見取図がないので寺院内の間取りがわかりません。宿坊を営んでいるので広くて何処に居るのかさっぱり。
本堂(4/20のみ開く)の前を抜け、霊牌堂の右奥に重文の阿弥陀如来立像が祀られていました。丁寧、且つ、緻密に彫られているとても綺麗な仏像。玉眼で鎌倉時代の作。仏師・運慶の作と説明がありましたが、慶派なのは間違いないと思いますが運慶作ではないかと。(私感)
最奥は護摩堂で不動明王や毘沙門天が祀られていました。それから大台所へ、金剛峯寺の台所とそっくり。金剛峯寺再建の際にこちらのを参考にしたそうです。
毎日護摩祈祷されており、護摩木持参で参列出来ますよと仰有って頂きましたが、先を急ぐので護摩木をお渡しして失礼する事としました。
御朱印
阿弥陀如来立像(重文)(ネットから転載)
山門 門の先は本堂(廿日大師が祀られている)
通用門? 門の先は本坊(受付がある)
豊臣秀吉が愛でたと云われる「傘桜」
霊牌堂
新しい門
鳳凰奏殿(護摩堂)
【高野山(こうやさん)清浄心院 (しょうじょうしんいん)】
本尊:廿日大師(はつかだいし)弘法大師
宗派:高野山真言宗
開基:弘法大師
清浄心院は、天長年間(824-834)に弘法大師(774-835)により草創され、初め喜多坊と称されたが後に清浄心院に改められている。
清浄心院は高野山で一番有名な桜の名所といわれる。境内に豊臣秀吉が愛でたといわれる「傘桜」がある。1594(文禄3)年、豊臣秀吉が高野山で母の法要を執り行ったときに清浄心院で花見を催し、「年を経て老木も花や高野山」と傘のように咲いていた桜のことを歌に詠んだと伝えられている。
清浄心院は、奥之院一の橋の手前にあります。幹の太い老木の桜がすばらしいです。
【大師門】
【鳳凰奏殿・永山帰堂】
【浄心閣】
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