鞆淵八幡神社のお参りの記録一覧
近所にある鞆淵八幡神社に参拝させていただきました。
当社は重要文化財の本殿に加えて国宝の「沃懸地螺鈿金銅装神輿」という神輿で有名な神社です。
この神輿(みこし)は、帝の後堀河天皇が、寵愛した鶴千代姫が帰郷するとき授けたと言うもので、日本三大神輿のひとつと言われています。公開はされていないようですので、展示会か何かを待つしかないのかなと。
ところで、その鶴千代姫ですが、地元には「シンデレラ」のような伝承があります。
かいつまむと、鶴千代とその兄は当社の神主さんの家族でしたが、鶴千代は厳しい作法に耐えきれず家を飛び出た。それを父は木製の枕を投げるほどに怒ったのだそう。時が経ち、戻ってきて欲しい兄は、木枕を持って京に行き面会したところ鶴千代は自分の枕だと気付いて戻ってくることになったのだとか。
伝承なので真偽は定かではないですが、宮司さんがいらっしゃれば聞いてみたかったです。
主祭神は応神天皇、仲哀天皇、比売大神で、配祀神も多く、当時はかなりの隆盛を誇っていたと思われます。創建当時は石清水八幡宮の荘園だったそうですが、実は高野山も同じぐらいの緯度にあり、闘争が長く続いたのだとか。
初夏の緑と青空が良いコントラストでとても気持ちの良い参拝でしたが、社務所は閉まっており(置き御朱印も含めて)御朱印はありませんでした。
境内
鳥居
大日堂
創建不詳。
当地が石清水八幡宮の荘園(鞆淵荘)であった事から、平安時代に石清水八幡宮の別宮として勧請創建されたと伝わる。
かつては神仏習合しており、神宮寺があった名残として大日堂が残る。室町時代の建築で重文指定されている。
現在の本殿は1462年の建築で重文。織田信長、羽柴秀吉の根来攻めの兵火を逃れ現在に伝わっている。
コンクリート造の御輿庫に収蔵されている御輿は、1228年に石清水八幡宮から送られたものである。
平安時代製作で目録が残っており来歴が明らかであるとし国宝指定されている。
本殿
本殿
本殿
本殿
戎神社・剱御前神社・高良社・本殿
若宮社・本殿
若宮社
拝殿
神楽殿・拝殿・大日堂
大日堂
大日堂
大日堂
宝蔵庫・神楽殿
御輿庫
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