おやまじんじゃちゅうぐうきがんでん
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楽しみ方雄山神社中宮祈願殿のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年10月19日(日) 16時09分41秒
参拝:2025年10月吉日
今回の雄山神社はこちらまで。いつか雄山神社峰本社へは登拝したい。かつて中宮寺(芦峅寺)と呼ばれた神仏習合の施設、芦峅寺における立山信仰の拠点です。開祖佐伯有頼は、この地で晩年を過ごしています。越中國一宮で先に参拝した前立社壇といつかは参拝するであろう峰本社で構成される尾山神社です。ですので正確には雄山神社を参拝したとは云えないかも。勿論、御祭神・御神徳は同じです。女人禁制だった以前の立山信仰では女性が参拝できる最後の場所でした。明治になり廃仏毀釈により寺関係はことごとく破却されてしまいましたが、比叡山のように一帯全てが施設内だったようです。当時に比べれば規模は小さくなってしまいましたが、境内に林立する杉は樹齢500年を越えているので圧巻です。観光地的要素はあまりないので境内を一通り散策して、帰宅してから写真を見ながら「へぇ~」そうだったのかと思うところが多い神社でした。拝殿内に授与所があるので、中に入ることが出来ます。御朱印を待つ間、少しお話させていただきましたが、この辺りは熊野生息域なので日没後などは注意が必要とのこと。ある意味熊と共生している地域なのだなと感心してしまいました。

昭和十五年(1940)建立の社号標


由緒書


昭和二年(1927)建立の鳥居


参道

参道両脇に巨石

手水舎

手水盤


1キロ離れた山奥の水神社の岩清水を引いています

不動明王線描碑 開山のきっかけとなった白鷹は不動明王の化身とされています


昭和十二年(1937)奉納の狛犬

この辺りの地域は向かいあってはいなく、正面を見ています




参道

斎館



境内社 神明社(麻続御祖社・皇大神宮・豊受大神宮)

境内社 治国社(宝童社)御祭神:新川姫神

石舞台


昭和己酉年(昭和四十四年、1969)雄山神社宮司佐伯幸長建立の伝慈興上人遺詠碑

神橋(斎戒橋)


元禄二年?(1689)奉納の燈籠


参道が分かれます、右へ進むと立山若宮・開山堂、左へ進むと中宮祈願殿(拝殿)

参道、このまま進むと立山大宮

開山の祖、佐伯有頼少年と熊かな?熊は亀を脚で押さえています
熊は阿弥陀如来の化身とされていますが、亀は何を表しているのか?
熊は阿弥陀如来の化身とされていますが、亀は何を表しているのか?

大正十五年(1926)奉納の燈籠


立山開山廟 立山玉殿岩窟において霊示を受け立山を開山した佐伯有頼公(出家して慈興と号す)が、天平宝字三年(759)、八十三歳で入定された地と伝えられています

剱嶽社(遥拝所)

剱岳山頂にあった旧社殿

更に進むと開山堂

天保十一年(1840)奉納の燈籠


立山開山御廟所

「開山堂」説明板

少し幟の参道


開山堂へ上がると眼下に立山博物館が見えます

別宮(開山堂) 御祭神:佐伯有頼公

杉の木が注連柱のよう


大正十二年(1923)奉納の燈籠

燈籠

「若宮社殿」説明板



東本殿(立山若宮)御祭神:刀尾天神(天手力雄命)・稲背入彦命・佐伯有頼命
文治元年(1185)に鎌倉幕府が大内冠者惟義に命じて造営したと伝えられています。現在の社殿は天正十六年(1588)建立とされています
文治元年(1185)に鎌倉幕府が大内冠者惟義に命じて造営したと伝えられています。現在の社殿は天正十六年(1588)建立とされています


立山若宮側面

県指定天然記念物「芦峅雄山神社境内杉林」案内板

合祭殿(拝殿)両本殿主祭神をはじめ立山全山三十六末社の神々を合祀。江戸時代までは大講堂と呼ばれていた建物

扁額「立山大権現」

本殿


明治三十六年(1903)建立の「立山大宮」標


立山大宮へと続く参道



萬延元年(1860)奉納の燈籠


文化八年(1811)奉納の燈籠


西本殿(立山大宮) 御祭神:立山権現伊邪那伎大神
相殿:文武天皇・佐伯宿禰有若公
相殿:文武天皇・佐伯宿禰有若公

扁額


立山大宮からの参道


境内社 神秘社(山神社)御祭神:造化三神(天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神)・大山祇神・久々廼智神

燈籠

境内社 閼伽池社 御祭神:高龗神・暗龗神
背後に神池らしきものが見えます
背後に神池らしきものが見えます

燈籠


昭和三年(1928)奉納の燈籠


境内社 稲荷社

燈籠

大正十四年(1925)奉納の燈籠

すてき
投稿者のプロフィール

サンダー2301投稿
2020年2月に九州旅行の折に熊本城へ行き、復興のつもりで始めました。そんな中、コロナウィルスが流行し100日参りをして病気平癒を願って参拝していましたが、さすがに外出できず途中で断念。 落ち...もっと読む
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