福徳神社（芽吹稲荷）のお参りの記録一覧（13ページ目）

東京都 三越前駅

新社殿

鳥居

『おお！バッチリ映ってるよ。
福徳神社..
まさに都会の神社だね！』

「ホントですよね！
東京の神社って感じしますよね。
いや、ジャギーさん。それにしても今年は暑いですねぇ！」

『確かにね。
鳥居君..
こんな、暑い夏を涼しく過ごすには、やっぱりアレだろう..』

「え？アレって何ですか？」

『決まってるだろ..アレで涼むんだよ..
出たんですよねぇ..昨日の夜、アタクシの部屋に～いるはずのない..』

「え！ちょっとやめて下さいよ！
ボク、怖いのダメなんですから！」

『あ、そう？
あの～、アタクシの知り合いに元Jリーガーの鈴木さんて方がいるんですけどねぇ』

「もういいですから！早くお詣りしましょうよ」

『お詣りですよねぇ』

『じゃあ、鳥居君。ここでイチ霊してお邪魔しましょうかねぇ』

「え、なんですか？」

『一礼ですよねぇ』

「あ、一礼ですか。そうですね」

『お邪魔します』「お邪魔致します」

「ジャギーさん。こんな高層ビルに囲まれてる場所に神社があるなんて信じられませんよね」

『いや～、信じるか、信じないかはアナタ次第なんですよねぇ』

「それ、違う人ですから」

「ジャギーさん。こちらの社殿はピカピカで気持ちが良いですね！」

『そうなんですよねぇ
あの～鳥居君、そこの怪談に気を付けてほしいですよねぇ』

「え？なんですか？」

『階段ですよねぇ、階段』

「あ、はい。有り難うございます」

「あ、ジャギーさん。こちらの手水舎はまだ水が出てますね」

『じゃあ、アタクシもこっちで手を洗いましょうかねぇ』

「こちらに以前お詣りした時は、手水鉢が綺麗な花で飾られてましたよ」

『花手水ですよねぇ、いいなぁ、怖いなぁ』

「いや、全然怖くないですから！
...それにしても、ビルがスゴいなぁ 」

『いやぁ、おかしいなぁ、おかしいなぁ、
昨日までは、こんなビル無かったはずなんだけどなぁ』

「そんな訳ないでしょうが..
じゃあ、ご挨拶しますよ」

『じゃあ、鳥居君。ここで二霊、二拍手、一霊なんですよねぇ』

「え？なんですか？」

『二礼、二拍手、一礼、なんですよねぇ』

「あ、はい..
パン、パン..
本日はお詣りさせて頂き、有り難うございます」『有り難うございます』

「ジャギーさん..
こちらは何度来ても気持ちがいいですね」

『そうなんですよねぇ。何怪来てもいいんですよねぇ』

「え？」

『何回来てもいいんですよねぇ』

「そうですね。後は、もう少し涼しくなれば最高ですよね」

『ですよねぇ..
怖いなぁ、怖いなぁ、
あの～、アタクシ、皆さんに涼しくなって頂く為に、54字の怪談を作ってきたんですよねぇ』

「え？いや、ジャギーさん。
皆さん、怪談なんて欲しくないと思いますよ」

『いやぁ、アタクシの怪談は、怖いだけじゃないんですよね。何故か心が温かくなる怪談なんですよねぇ』

「え、心暖まる怪談ですか？」

『そうなんですよねぇ』

「ああ、じゃあ聞いてもいいですよ」

『あ、そうですか..
あの～、これ～、ホトカミの【これぞー】さん、仮にKさんとしておきましょうか』

「これぞーさんで大丈夫だと思いますけど..」

『その、Kさんの投稿からインスピレーションを受けて作った作品なんですよねぇ』

「あ、そうなんですか」

『じゃあ、発表しましょうかねぇ』

「あ、はい。お願いします」

『こちらですよねぇ
タイトルは【長野オリンピックの幽霊】
どうぞ！』

「え？なんですか、これ？
なんか古すぎて、全然意味が解らないんですけど」

『え？
この～、船木という選手がジャンプしようとしたら、下から自分を呼ぶ霊の声がしたんですよ..ふなきぃ～、ふなきぃ～って』

「あ、はい。それは解りますけど、全然、心暖まらないですよ..」

『あ、あ、そうですか..
いや～、やだなぁ、おかしいなぁ
ネタが古いなぁ』

「まったく..相変わらず、ダメですね、ジャギーさんの作品は！よくこんなレベルで本に掲載されましたよね！」

『いやぁ..怖いなぁ..怖いなぁ..』

【おしまい】

鳥居は近代的に整備された交差点にありました。ビックリするくらい綺麗でした

拝殿はとても綺麗で、かなり新しい建物です。当日は宝くじの当選祈願の皆さんが神頼みしていました。

拝殿の周りは高層ビル群です。まさに日本橋の一等地ですね

裏の福徳の森が再現されていました。

綺麗に整備された手水舎でした

富籤守と

過去に伺って頂いた直書きの御朱印になります。

神社横の〝森の風鈴小径〟
青もみじと風鈴で涼を感じて🎐