陽運寺のお参りの記録(1回目)
東京都四谷三丁目駅

江戸時代の文政8年7月、歌舞伎作者・四世鶴屋南北作「東海道四谷怪談」が世に広まり、お岩様が庶民の畏敬を集めた。
この地にあったお岩様の霊堂が戦災にあったため栃木県沼和田から薬師堂を移築再建し当寺が開山された。
境内にある秦山木の下にお岩様縁の祠があったと伝えられ陽運寺の起源とされている。
薬師堂の棟札には宝暦7年と記されており250年以上の歴史ある建物である。
当堂内にはお岩様の立像が奉祀され、厄除け、ご縁事、芸能事に霊験があると多くの参拝者の信仰を集めている。
境内にはお岩様由縁の井戸、再建記念碑等がある。