あたごじんじゃ
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愛宕神社ではいただけません
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愛宕神社のお参りの記録(3回目)
投稿日:2021年01月07日(木)
参拝:2021年1月吉日
令和3年のお正月は、青梅市柚木町の愛宕神社に参拝しました。山頂の奥の院まで足を延ばしてお参りしました。愛宕山頂上にある奥の院は、山道を1時間以上かけて登ったところにあります。里山ハイキング程度の準備は必要です。靴はトレッキングシューズか運動靴。水も500㎖ペットボトル1~2本は持っていきましょう。
吉野街道沿いにある一の鳥居です。昭和52年建立の御影石製です。
街道を挟んだ反対側にお祀りされているお地蔵様にも手を合わせました。お顔が風化してしまっているほど、昔からお祀りされているようです。すぐ横にコンビニがあるので、飲み物やおにぎり、おやつなどの軽食は現地でも購入できます。
二の鳥居です。武蔵御嶽神社が鎮座する、御岳山からヘリコプターで運んできた檜で建てられています。
三の鳥居は石造りです。昭和11年に山頂から現在地に移されているので、そのころの建造と思われます。
港区芝の愛宕神社の出世の石段にちなみ、青梅の出世階段と呼ばれる急な石段です。春先は両脇のツツジが見事に咲き誇ります。向かって右側に少しなだらかな女坂もあります。普段は無人ですが、お正月三が日は社務所でお守りや御札が購入できます。
昭和11年に造営された拝殿です。右手にある坂道を進むと、即清寺の境外不動堂があります。奥の院への道は左手になります。
拝殿後ろの本殿には、江戸時代の文久年間、鎌倉在住の慶派の仏師の作と伝わる勝軍地藏菩薩像が安置されています。江戸時代までは同じ柚木町にある即清寺と一体だったこと、また、修験道信仰の拠点の一つだったことを物語っています。
拝殿左側にある入口の写真を撮り忘れてしまったので、わかりづらいですが、こんな感じの山道を1時間ほど登ると奥の院に到着します。日の出山、御岳山方面の案内標識に従って進んでください。
山の中腹には展望台があります。
この日はスカイツリーまで見渡せました。
展望台はこちらの案内が目印です。
ここが少し迷いやすいところ、右側が近道、左側は眺めがよく展望台からは見えなかった赤城山までみえました。
左側の眺めの良い道に進んだ場合は、日の出山方面へ行く道とぶつかったら、少し戻る感じになります。今回は右手の近道から奥の院へ向かい、左側の道は景色をみるために立ち寄っただけなので、最後まで進みませんでした。
こちらの門が奥の院境内への入り口です。修験道の社だったためか、鳥居はなく、門になっています。
明治時代に改修された拝殿です。
拝殿奥の本殿は文久年間(1861年~1864年)の造営、かつてはここにご神体が安置されていました。
手水舎はなく、雨水が少し溜まった水盤が残されているだけです。寄進者の牛込神楽坂駅前の南蔵院の住職のお名前が刻まれています。修験道が盛んだったころは江戸の町からも修験者をはじめ、大勢の方が参拝されたのでしょう。
役行者と愛宕天狗の石像です。こちらも牛込南蔵院の住職と、その弟子で、即清寺の住職となった、慶義和尚の寄進によるものです。
今はひっそりした愛宕神社奥の院の境内ですが、即清寺と愛宕神社の神仏習合の歴史を物語る貴重な場所となっています。
今はひっそりした愛宕神社奥の院の境内ですが、即清寺と愛宕神社の神仏習合の歴史を物語る貴重な場所となっています。
すてき
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笑坊主214投稿
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