天台宗
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笑坊主
2024年04月26日(金)
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青梅市唯一の天台宗のお寺です。千年以上前に創建された古刹です。今寺や隣町の大門の地域名の由来になったといわれています。御本尊は阿彌陀如來です。
弘仁十三年(822)延暦寺の僧、亮海和尚が調布市深大寺の末寺として開創したと伝えられ、元亨二年(1322)平清綱が中心となり承祐和尚の代に再興、天正年間(1573~91)藤橋城主、平山越前守重吉が再々興、四院三坊の七ケ寺の末寺、塔頭を擁して栄えたといわれます。
門前に立派な仁王像が立っています。
文禄五年(1596)実舜法印の代に上成木村の木崎縫之助、塩野出雲守らの助力により諸堂の整備、修造が行われたことが記録に残っているとのことです。寛政九年(1797)火災に遭い、文化元年(1804)現在の本堂が良円和尚がにより再建されました。
本堂の脇に建つ、延命地藏尊をお祀りする地藏堂です。永正九年(1512)青梅一帯を支配した豪族、三田氏宗とその子政定、顕昌により寄進されたと記録に残ります。安土桃山時代の様式で建立されたお堂で、青梅市の文化財に指定されています。
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