松本神社

東京都 小作駅

　建久年間（１１９０～１１９９）伊豆の豪族、河津祐康の家臣が伊豆下田よりこの地に移住し、京都の伏見稲荷を分社建立したのが始まりだそうです。明治に入り、豊受大神が主祭神となり松本神社と改称されました。大正三年（１９１４）須佐之男命、大物主神が合祀されたそうです。

現在の鳥居は昭和三十四年（１９５９）に建立されたそうです。

　手水は蛇口をひねると出てきます。

　伏見稲荷から分社されたそうなので、狐さまがいらっしゃいます。

　親子の狐さまです。

　本殿は天保七年から十一年（１８３６～４０）の間に建立されたようです。拝殿は大正五年（１９１６）の再建です。

　現在は境内裏手の斜面を除いて住宅に囲まれていますが、江戸時代までは尾張徳川家の鷹狩の地で、広大な土地が広がっていたようです。