神明社

東京都 武蔵五日市駅

　應安二年（１３６９）龍珠院と村の鎮守として天照大御神が勧請され、創建されたようです。

　参道は鬱蒼としているのですが、境内は樹木が伐採されたこともあり、明るい雰囲気です。

　乙津の集落から山に向かって急な石段を登ります。鳥居の前には日清戦争、日露戦争の勝利の御礼に寄贈された砲弾が安置されています。各地にあったようですが、大東亜戦争の金属回収のため、残されているものは貴重なものだそうです。

　玉取の狛犬です。

　もう一方は子取の狛犬、平成二年に寄進されたそうです。

　社殿脇の境内社はお稲荷様です。

　社殿を挟んでお稲荷様の反対側には、大山祇命（おおやまつみのみこと）、中山祇命（なかやまつみのみこと）、葉山祇命（はやまつみのみこと）がお祀りされています。伊邪那岐神が伊邪那美神が命を落とすもとになった、火の神の火之迦具土神（ほのかぐつちのかみ）を切った時に生まれた神様です。

　専用の駐車場は見当たりませんが、龍珠院のすぐ隣なので、合わせてお詣りできそうです。御朱印の有無は確認できませんでした。