神明社のお参りの記録(1回目)
東京都田無駅

東京都東久留米市南町に鎮座する神明社。最寄り駅は西武新宿線の田無駅、もしくは花小金井駅で、いずれからも徒歩でおよそ30分ほどかかります。バスを利用しても、最寄りの停留所からさらに10分ほど歩かなければなりません。位置的には、東久留米市のほぼ最北端にあたります。

地図アプリを頼りに田無駅方面から新青梅街道を進むと、道沿いにはロードサイド店舗が立ち並びます。目印にしていたロピアを見つけ、信号を右折。すでに日はとっくに暮れており、周囲は暗さを増していました。大体近くまで来たはずなのに見つからず、ふと祠のようなものを見かけ、「これか？」と思って近づいてみるとどうも違う様子。再び地図アプリで位置を確認し、目を凝らして指定地点に近づくと、ようやく社叢に覆われた神社の姿を見つけることができました。まさに「典型的な神社」のたたずまいで、もし日中であれば難なく目に入ったであろうと思われます。

鳥居をくぐると、右手に社務所らしき建物、正面に社殿という配置。右手の建物には室内の灯りがともり、どなたかがお住まいの様子がうかがえます。社殿もその存在は確認できましたが、暗さのため細部を観察することはかないませんでした。

東京都神社庁の公式サイトによれば、御祭神は天照皇大神。創建については同サイトに記載はありませんでした。本務神社は、同市南沢に鎮座する氷川神社です。

なお、地図アプリ上では「柳窪神明社」と表記されていました。現在の所在地は東久留米市南町ですが、半世紀ほど前まではこの地が「柳窪」と呼ばれていたためです。ちなみに、現在の東久留米市柳窪は、ここからは西になる小平霊園を含む一帯を指します。

参拝を終えて振り返ると、遠くにスカイタワー西東京（田無タワー）がライトアップされて輝いていました。次回はぜひ明るい時間帯に再訪し、社殿の姿を改めてじっくり拝したいものです。