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えんめいじ|浄土宗豊国山

延命寺の御由緒・歴史
東京都 南千住駅

ご本尊阿弥陀如来
創建時代1982年(昭和57年)
ご由緒

これまでは千住回向院の境内の一部であった。明治時代、常磐線の敷設により南北に分断され、事実上飛地となっていたのを分離して寺を創建した。
当寺の境内は小塚原刑場の跡地にあり、刑死者の菩提を弔う「首切地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像がある。
また当寺の所属宗派は浄土宗であるが、髭題目という日蓮系宗派独特の書体で書かれた「南無妙法蓮華経」と刻まれた題目塔も存在する。
江戸のお仕置場(刑場)は、品川の鈴ヶ森刑場と千住の小塚原刑場の二つである。
小塚原の刑場は、間口60間(108m)、奥行30間余(54m)で、明治のはじめに刑場が廃止されるまでに、磔・斬罪・獄門などの刑が執行された。首切り地蔵は、この刑死者の菩提をとむらうため寛保元年(1741)に造立されたものである。

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