ふきあげいなりじんじゃ
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楽しみ方吹上稲荷神社のお参りの記録一覧

【2023年初詣】
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の正月も遠くには出掛けず、近所の寺社仏閣を巡って、地元の神様、仏様に無病息災をお願いして廻ります。
4社寺目は<吹上稲荷神社>。
護国寺の敷地の南東部、皇族墓地の豊島岡墓地に接して鎮座している。入口は池袋サンシャインの裏通りにあたる坂下通りに面して鳥居が立っている。
もともと江戸時代前期の1622年に2代将軍・徳川秀忠が下野國日光山から稲荷大神を勧請し、江戸城中紅葉山吹上御殿に「東稲荷宮」と称したのが始まり。その後、徳川家から水戸家の分家へ、さらに護国寺月光殿、現在地へと遷座を繰り返し現在に至る。このため、神社幕には徳川家の葵の御紋の使用が許されている。

サンシャイン池袋の裏通りが不忍通りに突き当たる手前に<一の鳥居>と<社号標>がある。

一の鳥居をくぐって50mほど進むと、<二の鳥居>がある。

二のとりいをくぐって、階段を登り切ったところからの眺め。

参道左側、奉納旗に隠れている<狛狐>。

参道右側の<狛狐>。

参道左手にある<手水舎>。

拝殿前の参道両側には<門松>が立っている。

<拝殿>全景。神社幕には<葵の御紋>と<稲穂の社紋>が描かれている。

拝殿に向かって左手にある<神輿庫>。中にはピカピカな神輿が収納されている。

最後に<社殿>全景。護国寺の東側にひっそりと佇む徳川家ゆかりの神社。(^▽^)/

【東京都神社庁神社巡り 文京区1社目(14社中)(再訪)】
吹上稲荷神社(ふきあげ・いなり~)は、東京都文京区大塚にある神社。祭神は保食之大神(うけもちのおおかみ)。
江戸時代初期の1622年、2代将軍・徳川秀忠が日光山より御神体を奉持し、江戸城吹上御殿内に勧請祭祀。「東稲荷宮」と称し、海河山野産食物の神として幕府が崇敬し、武家諸侯の信仰を集めた。のちに松平大学頭が徳川家より拝領。1751年に武蔵国北豊島郡大塚村の総鎮守として松平家より拝受して現小石川四丁目に奉斎し、かつて吹上御殿に鎮座していたことを以って「吹上稲荷神社」と改称した。爾後、遷座を繰り返し、護国寺月光殿、大塚上町、大塚仲町を経て、現在地の大塚坂下町に遷座した。
当社は、東京メトロ有楽町線・護国寺駅の北東400mほどの住宅街の外れにある。鳥居は大きめの通り(坂下通り)に面しているが、そこから住宅街を50mほど抜けて境内に至る。境内はこぢんまりしていて、草木も少なくシンプル。拝殿の背後は林だが立入ができず、本殿も見えない造りになっている。
今回は、地元の神社を徹底的に参拝するキャンペーンとして、東京都神社庁に登録している神社を廻っており、文京区に14社ある神社の1社目(実はコンプリートしているが、御朱印未入手で再訪)。さそがに1月3日なので、普段は開いていないことが多い社務所が開いていて、御朱印を拝受することができた。他にも参拝者がぱらぱら訪れていた。

サンシャイン60の裏通り(坂下通り)に面している<一の鳥居>と<社号標>。この背後には50mほど住宅街が続く。

住宅街の最奥に現れる<二の鳥居>。この後ろにこぢんまりした境内がある。

いい感じに年季が入った鳥居と、<吹上稲荷神社>と書かれた扁額。

鳥居の右手には<石碑>と<説明板>がある。石碑には<陸軍大将侯爵山縣有朋篆額>とある。

鳥居をくぐって左側にある<狛狐>。細く吊り上がった眼。なお当社には狛犬はいない。

鳥居をくぐって右側にある<狛狐>。こちらは眼がないタイプ。左右不揃いが面白い。

左側の狛狐の後ろにある<手水舎>。

南東方向を向いた<社殿>。手前に正月飾りの松と笹が立っている。

社殿を斜めから。どの角度からも本殿は見えないみたい。

拝殿の右隣にある<社務所>。御朱印はこちら。

最後に<拝殿>全景。正月三が日だけあって、ぱらぱらと参拝者が訪れていた。(^▽^)/

東京都文京区大塚に鎮座する吹上稲荷神社。最寄り駅は東京メトロ有楽町線の護国寺駅、あるいは丸の内線の新大塚駅で、いずれからも徒歩8分ほどの距離に位置しています。神社は白山通りと日出通りという二本の幹線道路に挟まれていますが、両道路からはある程度の奥行きを隔てており、車の往来や都市の喧噪から切り離された、静寂な環境を守り続けています。すぐ近くに江戸の名刹・護国寺が控えていることもまた、周辺に落ち着きと厳かな空気を醸し出している要因となっているのでしょう。
境内の由緒書によれば、御祭神は五穀豊穣を司る保食之大神。創建は元和8年(1622年)にまで遡り、徳川幕府二代将軍秀忠の命によって、下野国日光山より稲荷の神を勧請したことに始まると伝えられています。江戸初期の歴史を今に伝える由緒ある神社であることがわかります。
参道を進み、二の鳥居をくぐると、本殿までは緩やかな登り坂になっています。階段といっても一気に駆け上がるようなものではなく、まるで踊り場が連続しているかのように、平らな石段を数歩歩いたのち、また一段上がり、さらに数歩進むという繰り返し。その動きのリズムは自然と参拝者の歩調を落ち着かせ、境内奥の神域へと心を整えて導いてくれるように感じられます。こうして少しずつ高みに向かう過程自体が、神殿に近づくための心構えを醸成しているのでしょう。
本殿に至ると、そこには神社らしい威厳ある佇まいが待っています。屋根には鰹木が据えられ、格式の高さを示すとともに、古式ゆかしい雰囲気を漂わせています。建築様式は流造に分類されますが、一般的に見られるような屋根の大きな反りはなく、直線的で引き締まった形状を示しています。一方で、向拝の屋根は優雅に反り返っており、参拝者を迎え入れる柔らかさを感じさせます。この対比によって、神明造の端正な直線性と流造のしなやかな曲線美が同居しているかのように映り、独特の印象を与える社殿となっています。こうした建築的な特徴も、吹上稲荷神社を一層記憶に残る存在にしていると言えるでしょう。


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