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そうけいじ|浄土宗吉水山

宗慶寺のお参りの記録一覧
東京都 茗荷谷駅

ひでどらごん
ひでどらごん
2025年01月19日(日) 14時20分16秒
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宗慶寺(そうけいじ)は、東京都文京区小石川にある浄土宗の寺院で、山号は「吉水山」、院号は「朝覚院」と称します。本尊は阿弥陀如来像で、小石川七福神の一つである寿老人も祀られています。

● 創建の歴史
宗慶寺の起源は1415年(応永22年)、常陸国の浄土宗の僧侶・了誉聖冏(りょうよしょうげい)上人がこの地に庵を結んだことに始まります。この地の清泉を「吉水」と名付けたことから、当初は「吉水山伝法院」と称されました。

● 徳川家との関わり
1602年(慶長7年)、徳川家康の母・於大の方の葬儀に利用されましたが、境内の狭さから別の場所に新たな寺院「伝通院」が設けられました。その後、1621年(元和7年)、徳川家康の側室で松平忠輝の母である茶阿局(朝覚院)がこの寺に葬られたことから、「朝覚院宗慶寺」として寺号が改められました。

● 本堂と納骨堂の現在
現在の宗慶寺の本堂は2015年に竣工したもので、河原泰建築研究室が設計しました。また、1976年にはロッカー式納骨堂が設置され、墓地はなくなりました。これは経営コンサルタントの荒木東一郎が東京の墓地事情に対応する形で提案したものです。

● 寺宝と文化財
宗慶寺には阿弥陀如来像(本尊)や観音菩薩像、勢至菩薩像、小石川七福神の寿老人像が所蔵されています。また、キリシタン灯籠や阿茶局の墓碑も重要な文化財として保存されています。特に阿茶局の墓碑は1621年の年紀をもつ宝篋印塔で、葵の紋が鮮やかに残っています。

● 著名人の墓所
宗慶寺には茶阿局(朝覚院)の墓が本堂前に鎮座しているほか、公卿の橋本実麗や伏原宣足、ジャーナリストの野口勝一(野口雨情の叔父)などの墓があります。ただし、多くの墓は他の霊園に移葬され、現在は納骨堂のみが機能しています。

● 極楽水と地名の由来
宗慶寺の創建時、この地の清泉を「吉水」と呼び、それが「極楽水」として知られるようになりました。この名称は周辺の地名にも影響を与え、現在も小石川パークタワー内に極楽水の跡が残されています。

● 戦争と復興
宗慶寺は1945年の東京大空襲で本堂や庫裡を焼失しましたが、その後、檀信徒の協力を得て再建されました。

宗慶寺(東京都)
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