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こはくじんじゃ

虎狛神社の御由緒・歴史
東京都 調布駅

ご祭神《主》大歳御祖神《合》稲蒼魂命
ご神体不詳
創建時代崇峻天皇二年(588)
創始者不詳
ご由緒

虎狛神社は、今から1425年前の崇峻天皇二年(589)八月に創建され、農業の神様である大歳御祖神(オオトシミオヤノカミ)がお祀りされて祭事が始まったと伝えられています。爾来、地元住民に崇敬され、地域の団結と発展、心の拠り所として佐須の中心となっております。のちに穀物の神様である倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)も合祀され、江戸末までは、虎狛山祇園寺の別当が、神事を司っておりました、尚地域内には、祇園寺東に位置し、天照皇大神をお祀りする「神明宮」、晃華学園南西角には、「里の稲荷」別名「樫ノ木稲荷」があり、これらも神社の氏子によって守られてきました。
延長五年(927)の『延喜式神名帳』には武蔵国の式内社四十四座、多摩郡八座の一つとしての記録があります。現在の社殿は天和三年(1683)に再建され、調布・狛江両市にあって最も古い建築物です。このため平成二十四年には、社殿並びにその小屋裏に残されていた3枚の棟札が調布市文化財の指定を受けました。
樹齢数百年ともいわれた「黒松の大木」は昭和三十九年(1964)に「東京都の天然記念物」の指定を受け、生え際近くでは太さ2.3×2.4m、高さ約30mで、都内では三本の指に数えられる松の大木でした。しかし落雷等の被害もあり、残念ながら平成八年には、枯死してしまいました。
文政十一年(1828)には神社正面入り口に石造りの大鳥居が、また参道右側には、高さ1.8mもたる巨大な「佐須郡虎狛神社の碑」が建立されました。碑文は、当時の名主温井義邦の撰によるもので、神社の名称の由来、歴史、「里の稲荷」等にについても詳細に記されています。現在のような輸送手段がない当時としては、驚くべき大きさであり、極めて貴重な文化財です。
拝殿がいつ建立されたかについての詳細な記録はありませんが、文化十二年(1815)に社殿の修理が地元の職人によってなされた記録があります。その後大正八年(1919)に遷座式が行われた時にも改修されたようです。それから約百年が経過した平成二十四年(2012)、本殿が文化財の指定を受けたことを機に、拝殿屋根、社殿の覆い屋、幣殿、そして手水舎の改修、新築工事に着手、平成二十六年(2014)11月に完了しました。

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