天祖若宮八幡宮のお参りの記録(2回目)
東京都武蔵関駅

練馬区関町北に鎮座する天祖若宮八幡宮へ、日付が間もなく変わる深夜の静寂な時間にお詣りに向かいました。境内に一歩足を踏み入れると、昼間の賑わいとは異なる静けさが漂い、神聖な雰囲気が一層際立って感じられます。参道をゆっくりと歩き、両側に鎮座する狛犬に見守られながら、拝殿へと進みました。境内はほのかな灯りに照らされ、灯篭の柔らかな光が静寂の中に浮かび上がっています。

夜の神社は、昼間とは違う表情を見せてくれます。ひんやりとした空気に包まれながら手を合わせると、心が落ち着いていくのを感じました。深夜であるからこそ、普段は忙しさに追われ見過ごしがちな神聖さや自然の息吹をより身近に感じることができました。静けさの中に身を置くと自分自身と向き合う時間が持てたような気がします。

周囲に全く人影もなく、聞こえてくるのは風の音や木々のざわめきだけです。「鎮守の森」と呼ぶに相応しいこの場所、そしてこの時間に、心からの感謝と願いを神様に伝えることができました。深夜の天祖若宮八幡宮で過ごしたこのひとときは、日常から少し離れ、自分自身を見つめ直す大切な体験となりました。