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善龍寺の日常(5回目)東京都西八王子駅

6月の限定御首題のお知らせ

投稿日:2022年06月05日(日)
6月は紫陽花の画です。

『崇峻天皇御書』より抜粋した一文
〜教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ〜


《通解》
「仏が世に出現した究極の本意・目的は、人間としての生き方・人間らしい生き方・行動を説くことであった。」

この文章の前には「一代の肝心は法華経、法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり。不軽菩薩の人を敬いしはいかなる事ぞ。」という一文が書かれています。

現代訳すると「釈迦一代の説法の肝心は法華経であり、法華経の修行、その肝心をいえば、それは不軽品である。不軽菩薩が(すべての)人を敬ったというのは、どういうことをいうのであろうか。」という一文です。

なぜこのお手紙を書かれたかは「日蓮宗ポータルサイト」でご紹介されていますので、そちらを御覧ください。
不軽菩薩さまは「すべての人はいずれ仏となる方、なので私は出会うすべての人々に手を合わせ敬います」と人々を敬い、時には石を投げられ迫害されても人々の仏性を信じ礼拝し続けた菩薩さまです。

その姿は宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」に出てくる、「病気ノコドモ」や「ツカレタ母」を助けるために奔走する「デクノボー」そのものであり、宮沢賢治はその常不軽菩薩の精神に憧れ、自らも実践する気持ちを「雨ニモマケズ」という詩で表したと云われています。

雨の中で咲く紫陽花の花と、この迫害されていても鮮やかに清い心を表した不軽菩薩さまのあり方が重なったような気がしたので、この御遺文を今回の御首題に選びました。

郵送対応可能ですので、ご希望の方は当山ホームページよりお申し込みをお願い致します。※お電話での受付は行っておりませんのでご了承ください。
善龍寺の御朱印
6月の限定御首題は紫陽花の画です。
紫陽花は日本においては梅雨の時期の花のイメージですが、お釈迦様の誕生日、花まつりでお釈迦様に濯(そそ)ぐ「甘茶」も紫陽花の一種です。
人を癒やす薬用植物に使われることもあるアマチャ、紫陽花はお釈迦様と繋がっている花でもあります。
善龍寺(東京都)
善龍寺内でも可愛いピンクの紫陽花が咲きました♪
善龍寺(東京都)
ご希望であれば過去の御首題も一緒に郵送可能です。

すてき

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