あおいじんじゃ
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青渭神社ではいただけません
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青渭神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年02月25日(金)
参拝:2020年12月吉日
【武蔵國 式内社巡り】
青渭神社(あおい~)(稲城)は、東京都稲城市東長沼にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。主祭神は青渭神、猿田彦命、天鈿女命の3柱。
創建は不詳。社伝によると、平安時代初期の弘仁年間(810年~824年)に創建とされる。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「武蔵國 多磨郡 青渭神社 小」の論社となっており、他の論社としては、青渭神社(東京都調布市深大寺)と青渭神社(東京都青梅市沢井)がある。中世以降の歴史も不詳。拝殿後方の覆殿内に安置された本殿が江戸時代初期、17世紀初期の建立と推測されている。また本殿前の狛犬が江戸時代後期の「文政十三龍(1830年)」の銘がある。明治に入り、郷社に列した。
当社は、JR南武線・稲城長沼駅の南西200mの平地、住宅街の中にある。入口は大きな道に面していないため少し分かりにくい。境内は南北に細長く、境内南端からしばらくは参道が少し太くなった形で、社殿周りは広場になっている。社殿は割と新しい感じで古社の雰囲気はないが、境内の古木はけっこう立派で、悠久の時の流れを感じさせてくれる。
今回は、武蔵國の式内社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中で、自分以外には参拝者はいなかった。
※今回の投稿で、式内論社・青渭神社3社(稲城市、調布市、青梅市)の投稿完了。元は1社で他2社は元の青渭神社から勧請したものと思われるが、3社はいずれも境内に立派な古巨木も立っていることから少なくとも数百年の歴史があるため、どれが大元かは現況からは分からない。個人的には雰囲気から(都市化が進んでいないこともあるが)青梅の青渭神社が千年神社の空気を湛えているように思う。(^▽^)/
境内南端入口にある<一の鳥居>と<社号標>。写真左側にある円柱が社号標で、「郷社 青渭神社」と刻まれている。
<一の鳥居>を見ると、境内の東西横幅はかなり狭いのが分かる...(^_^;)
一の鳥居の<石製扁額>には、かすかに「青渭神社」と読み取れる。
参道進んで<奉納燈籠>。
さらに進んで<二の鳥居>。両サイドに玉垣があると、感覚的にさらに狭い感じ。
なおも進んで<奉納燈籠>。社殿までは、まだ距離がある。
徐々に境内の横幅が広くなってくる。
参道左側の一対目の<狛犬>。相当年季が入っていて、元の狛犬の形が分からない...(^_^;) (こちらは明治の物らしい。)
参道右側の一対目の<狛犬>。こちらは形が残っている。造形や生した苔を含め、かなり良い味を出している。
参道右側の<手水舎>。
手水盤をじっくり見ると、力強い龍の彫刻。こちらもかなり古そうで、江戸期の物かな?
参道左側の二対目の<狛犬>。こちらもけっこう古そう。(o^―^o)
参道右側の二対目の<狛犬>。こちらには江戸時代後期1830年の銘がある。
<拝殿>全景。1974年再建、コンクリート造。
社殿右側の建物。
社殿右側の境内社。写真左側の、朽ちた古巨木がすごい。
拝殿後ろの<本殿>。覆屋内部の本殿は、江戸時代初期(17世紀初期)建立と推測されている。
斜めから<社殿>全景。
社殿左側の建物1階は、神楽殿のようにも見える。
最後に<社殿>全景。社殿周りの古巨木はいずれも大きく太く、樹齢は数百年はありそう。大昔は、昼なお暗い鬱蒼とした森だったらしい。
当社はJRの駅から200mということもあり、元は広かったであろう境内は、周辺の宅地化が進み細く狭くなってしまった感じなのかな。
ただ、古巨木が当社の歴史の長さを力強く主張しているところが良い! (^▽^)/
ただ、古巨木が当社の歴史の長さを力強く主張しているところが良い! (^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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