あなざわてんじんしゃ
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穴澤天神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年02月24日(木)
参拝:2020年12月吉日
【武蔵國 式内社巡り】
穴澤天神社(あなざわ・てんじんしゃ)は、東京都稲城市矢野口にある神社。式内社で、旧社格は郷社。主祭神は少彦名命、相殿神は管神(菅原道真公)、大己貴命。
社伝によると、孝安天皇4年(紀元前423年)の創建とされる。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「武蔵國 多磨郡 穴澤神社」に比定されている。安土桃山時代の1590年に社殿を再建、江戸時代前期の1694年に地頭の加藤太郎左衛門が社殿を改修し、天満神社を合祀したとの記載がある。明治に入り、郷社に列した。
当社は、京王相模原線・京王よみうりランド駅の東方500mの、三沢川南岸の多摩丘陵の北縁の小高い場所にある。境内下に横穴巌窟(正確には現存のものは二代目)があり、これが「穴澤」の由来となっている。境内北側の階段を数十段登ると東西に長い平らな境内に出る。社殿等はその東端にあり、社殿は珍しく西向きに立っている。駅近で周囲に住宅街もあるため、境内はいつも人の出入りがあり、社務所も有人で、地元に根付いている感じ。
今回は、武蔵國の式内社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中で、境内には一般参拝者のほか、散歩のご老人、自転車で乗り付けた少年グループなど、様々な人がいた。
境内北西端入口の<一の鳥居>と<社号標>。目の前には三沢川が流れている。
階段を上がって左側を向き、社殿方向を望む。
参道から左側(北側)を望むと、京王相模原線の高架と市街地が見える。
参道左側にある<神明神社>(左)と<山王神社>(右)。
参道を進むと、<二の鳥居>と<社号標>。
さらに進むと、低い木の柵で囲われた神域に入る。
参道右手にある<御神老木東舎>。
つづいて参道右手にある、2つの磐座。
参道左側にある<神楽殿>。
神楽殿前から<社殿>を望む。
参道右側の<手水舎>。
拝殿前左側の<狛犬>。長毛中型犬タイプ。
拝殿前右側の<狛犬>。巻き毛がチャーミング。(o^―^o)
<拝殿>全景。いかにも手入れが行き届いた都会の神社といった感じ。社殿は1986年再建。
<拝殿>正面。細かい彫刻の入った扁額も立派。
拝殿後ろの<本殿>は、江戸時代前期の建立で、一間社流造、こけら葺、丸柱、桁行4.84尺。
彫刻が少なく質素な建築技法は、中世の多摩地方平野部の神社建築の特徴が見られるとのこと。
彫刻が少なく質素な建築技法は、中世の多摩地方平野部の神社建築の特徴が見られるとのこと。
社殿左側奥にある<神輿庫>。
拝殿に向かって右手にある<稲荷神社>。
神楽殿と神輿庫の間に建っている<社務所>。御朱印はこちら。
社殿前に立っている<筆塚>。江戸時代末期に筆学(ふでがく)を生業とした原田金陵の功績をたたえて建立されたとのこと。
最後に社務所前から<拝殿>を望む。都会にあってもしっとりと落ち着いた雰囲気が魅力かな。(^▽^)/
すてき
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