きたざわはちまんじんじゃ
御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方北澤八幡神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年09月01日(月) 17時34分46秒
参拝:2025年6月吉日
東京都世田谷区代沢に鎮座する世田谷八幡神社。小田急線と京王線が交差する下北沢駅から徒歩10分ほどの距離にあります。繁華な街にありながら、少し足を延ばせば静かな環境に辿り着けるのは、この神社ならではの魅力かもしれません。
この日は遅い時間の参拝となりました。たまたま下北沢駅が乗り換え駅であったため、「せっかくだから少し歩いてみよう」と思い立ったのがきっかけです。日中の参拝とは異なる、夜の神社ならではの姿を確かめてみたかった、という思いも心のどこかにありました。
午後11時前だというのに、駅周辺はまだ人の流れが途絶えていません。居酒屋からは笑い声がこぼれ、演劇やライブを終えた人々が三々五々帰路を急ぐ姿が目につきます。下北沢という街が持つ夜の熱気に包まれ、賑わいは昼間とはまた違った色合いを帯びていました。人々の多くは駅に吸い込まれるように歩いていきますが、私の向かう方向はその流れとは逆。人波に逆らいながら進みます。そして夜の坂道を一歩ずつ登っていきました。やがて、世田谷八幡神社の鎮まる高台が見えてきます。
神社はまるで街のざわめきから切り離されたかのように、静かに佇んでいました。東京都神社庁のサイトによれば、御祭神は応神天皇・比売神・神功皇后・仁徳天皇。創建は今からおよそ500年前に遡り、当時この地を治めていた世田谷城主・吉良家によって勧請されたと伝わります。歴史の深みを思えば、下北沢の華やかな街並みとはまた別の時間が、ここには流れているように感じられます。
午後11時を回ろうかという頃合いでしたが、境内にはすでに参拝を終えた人影がありました。夜の闇に包まれながらも拝殿は灯りに照らされ、柔らかな光に包まれていました。その明かりは、こんな遅い時間に訪れた者であっても等しく受け入れてくれるようで、不思議な安堵感を与えてくれます。
神社周辺は驚くほどの静寂に包まれており、わずか数分前まで耳にしていた駅前の騒音がまるで嘘のように遠のいていました。ひっそりと並ぶ住宅の窓はほとんどが灯りを落としており、夜気の冷たさとあいまって、いっそう境内の静けさを際立たせています。
境内には絵馬をかたどったディスプレーが設けられており、そこには猫の姿が描かれていました。思わず「猫推しの神社なのだろうか」と想像を巡らせます。猫と神社の組み合わせといえば、やはり台東区に鎮座する今戸神社を思い出します。あちらは招き猫ゆかりの地として有名ですが、この世田谷八幡神社にも地域に根差した独自の文化や信仰が息づいているのかもしれません。
ただ、夜の闇に境内全体が沈んでいたため、細部までじっくりと見て回ることはしませんでした。日中であれば鳥居や社殿、境内社などの姿もくっきりと確認できたのでしょうが、この夜はあえて足を止めず、しばしの静けさを味わったのちに境外へと出ました。
それでも、夜更けの神社で感じた澄んだ空気は、心を落ち着けてくれるものでした。都会の真ん中にありながら、ほんの数歩踏み込むだけで時間の流れが変わる──そんな体験は、夜ならではの特権と言えるかもしれません。
やがて再び駅へと向かおうとしましたが、思い直しました。下北沢駅へ戻れば、先ほど通ったあの喧噪と人波に再び足を踏み入れなければならないのです。境内での静寂を胸に抱いたまま、その余韻をできるだけ長く味わいたい。そう考えて、私は別の駅まで歩を進め、そこから電車に乗り帰路につくことにしました。
この日は遅い時間の参拝となりました。たまたま下北沢駅が乗り換え駅であったため、「せっかくだから少し歩いてみよう」と思い立ったのがきっかけです。日中の参拝とは異なる、夜の神社ならではの姿を確かめてみたかった、という思いも心のどこかにありました。
午後11時前だというのに、駅周辺はまだ人の流れが途絶えていません。居酒屋からは笑い声がこぼれ、演劇やライブを終えた人々が三々五々帰路を急ぐ姿が目につきます。下北沢という街が持つ夜の熱気に包まれ、賑わいは昼間とはまた違った色合いを帯びていました。人々の多くは駅に吸い込まれるように歩いていきますが、私の向かう方向はその流れとは逆。人波に逆らいながら進みます。そして夜の坂道を一歩ずつ登っていきました。やがて、世田谷八幡神社の鎮まる高台が見えてきます。
神社はまるで街のざわめきから切り離されたかのように、静かに佇んでいました。東京都神社庁のサイトによれば、御祭神は応神天皇・比売神・神功皇后・仁徳天皇。創建は今からおよそ500年前に遡り、当時この地を治めていた世田谷城主・吉良家によって勧請されたと伝わります。歴史の深みを思えば、下北沢の華やかな街並みとはまた別の時間が、ここには流れているように感じられます。
午後11時を回ろうかという頃合いでしたが、境内にはすでに参拝を終えた人影がありました。夜の闇に包まれながらも拝殿は灯りに照らされ、柔らかな光に包まれていました。その明かりは、こんな遅い時間に訪れた者であっても等しく受け入れてくれるようで、不思議な安堵感を与えてくれます。
神社周辺は驚くほどの静寂に包まれており、わずか数分前まで耳にしていた駅前の騒音がまるで嘘のように遠のいていました。ひっそりと並ぶ住宅の窓はほとんどが灯りを落としており、夜気の冷たさとあいまって、いっそう境内の静けさを際立たせています。
境内には絵馬をかたどったディスプレーが設けられており、そこには猫の姿が描かれていました。思わず「猫推しの神社なのだろうか」と想像を巡らせます。猫と神社の組み合わせといえば、やはり台東区に鎮座する今戸神社を思い出します。あちらは招き猫ゆかりの地として有名ですが、この世田谷八幡神社にも地域に根差した独自の文化や信仰が息づいているのかもしれません。
ただ、夜の闇に境内全体が沈んでいたため、細部までじっくりと見て回ることはしませんでした。日中であれば鳥居や社殿、境内社などの姿もくっきりと確認できたのでしょうが、この夜はあえて足を止めず、しばしの静けさを味わったのちに境外へと出ました。
それでも、夜更けの神社で感じた澄んだ空気は、心を落ち着けてくれるものでした。都会の真ん中にありながら、ほんの数歩踏み込むだけで時間の流れが変わる──そんな体験は、夜ならではの特権と言えるかもしれません。
やがて再び駅へと向かおうとしましたが、思い直しました。下北沢駅へ戻れば、先ほど通ったあの喧噪と人波に再び足を踏み入れなければならないのです。境内での静寂を胸に抱いたまま、その余韻をできるだけ長く味わいたい。そう考えて、私は別の駅まで歩を進め、そこから電車に乗り帰路につくことにしました。
すてき
投稿者のプロフィール

ヒナメリ476投稿
鉄道(乗り鉄)とスポーツ観戦(野球、競輪、競馬、アメフト、ラグビー、など)が趣味で、その旅の中で風景印を集めています。そのついでに神社仏閣にも足を運んでいます。格式があるとされる神社から町や村の...もっと読む
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。











