三田春日神社のお参りの記録(2回目)
東京都三田駅

いつもは本殿の春日神社にのみ手を合わせて帰ることが多いのですが、この日は時間に余裕があったこともあり、境内に祀られているお社にも丁寧にご挨拶申し上げることができました。まず目に留まったのは赤羽稲荷神社。都内で「赤羽」といえばJR赤羽駅を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、港区界隈に馴染みのある人にとっては「赤羽橋」の方が身近に感じられるでしょう。そんな「赤羽」という名を冠したお稲荷さまが、この地に鎮座していることに小さな縁の不思議さを感じます。

続いて参拝したのは福徳稲荷神社。名前を聞いた瞬間、銀座にあるあの洗練された神社が頭をよぎりました。確か芸能関係者やジャニ◯タの方々にも人気があると耳にしたことがあります。しかし、いざ検索してみると、より有名なのは山口県下関市に鎮座する福徳稲荷神社のようで、遠く離れた地名が思いがけず重なり合うのも神社参拝の面白さの一つといえるでしょう。

境内社を巡ることで、移動距離はわずかでありながら、複数のお社にお参りできるのはとてもありがたいことです。異なるご祭神に手を合わせ、多方面のご利益を授かれるのは、まさに「お得」といえる体験。春日神社の参拝が、いつもより少し豊かで広がりを持つ時間となりました。

追記
この文章作成中に赤羽の由来を発見したので加えておきます。三田二丁目児童遊園にて。赤羽は消滅した町名だっだですね。