しゅっせいなりじんじゃ
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楽しみ方出世稲荷神社(春日稲荷神社)のお参りの記録一覧
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神宮球場での野球観戦を終えたのち、四谷に出て靖国通りを通り、出世稲荷神社へとやってきました。本郷台地の谷底のような低地にひっそりと鎮座しており、社殿の裏手にはこんもりとした小高い丘のようになっています。この地形を眺めていると、雨が降った際には雨水が谷底に集まるのではないかと想像してしまい、少し心配になるほどです。しかし、その谷底特有のひっそりとした空気が、都会の喧騒から隔絶された静けさをもたらしているのも確かです。鳥居をくぐると、境内は意外なほど落ち着いています。出世稲荷の名の通り、立身出世や商売繁昌の御利益を求めて、地域の人々がひっそりと参拝してきた場所なのだと感じられます。
時間的にはまだ日差しの残る明るい時間帯で、社殿の周囲には柔らかい光が差し込んでいます。境内には文京区立春日園児童遊園が併設されており、ベンチが設けられていることから、仕事の休憩時間に立ち寄る人もいるのでしょう。子どもたちの遊ぶ声や足音が聞こえ、砂場や滑り台を利用して遊びに興じる姿がありました。境内の静けさと公園の生活感が微妙に入り混じる、独特の空間が広がっています。しかし、その一方で、この公園で喫煙している姿を見かけることもあり、主たる利用対象を考えると規範意識が問われる場面もあるのが現実です。
こうして谷底にひっそりと佇む神社と、公園の生活感のある景色が同居する様子を見ると、都市の中に埋もれつつも守られてきた神社の姿が浮かび上がります。小さな社殿に目を向けると地域に根ざした信仰の重みを感じさせられます。谷底の特有の空気と傍らの公園の喧騒とのコントラストが、訪れる者に独特の時間感覚を与えてくれるのです。
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神宮球場での野球観戦を終え、その余韻を胸に抱きながら新宿駅方面へと移動しました。そこから靖国通りを辿り、この神社へと足を運んだのです。繁華街の喧騒を抜けると、ふと空気が変わり、境内に近づいた瞬間に静謐さが広がります。そうした中でまず目に入ったのが、社殿からほのかに漏れ出る灯りでした。
時刻はちょうど日没を過ぎた頃。昼と夜とが入れ替わる境目にあたる時間帯であり、街の光と空の残照が交錯する不思議な色合いの中で、社殿の灯火はひときわ印象的に映りました。早い時間帯から点されていたのか、それとも常時灯されているのかは分かりません。しかしながら、夕暮れ時の社殿にこうして光があること自体、ある種の安心感を与えてくれるものでした。
私自身の参拝経験を振り返ると、日没後に御神前へ向かうと、たいていはほとんど灯りのない真っ暗な中での参拝となることが多いのです。もちろん神社の規模や立地によって事情は異なり、広大な境内や観光要素を兼ね備えた場所では照明が整えられている場合もあります。しかし地域の鎮守や住宅地に点在する小規模な神社では、灯火のない静かな闇の中で手を合わせるのが一般的であり、それがまた神秘性を増す要素にもなっていると感じています。
一方、この神社は公園を併設しているとはいえ、境内の配置は鳥居と社殿を中心とした極めてシンプルなものです。その意味では、無灯の御神前であっても決して違和感はなく、むしろ自然な姿に思えます。それでもこうして灯りがともされているのは、東京都神社庁の包括にあるという立場や、都心という環境における配慮が影響しているのかもしれません。安全面や参拝者への心配りといった現代的な要請が加わり、神社の佇まいにささやかな変化をもたらしているのだと考えると、興味深いものがあります。
こうして日没後に訪れ、灯火を湛える社殿の姿に出会ったことで、私の中で「夜の神社」という体験が一層多彩なものとなりました。暗闇の中での静寂もまた尊いですが、仄かな光に包まれた御神前もまた別の意味で心を落ち着かせてくれる。その違いを味わえたこと自体、今回の参拝の収穫であったように思います。
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東京都文京区本郷に鎮座する稲荷神社。
都営大江戸線の春日駅から徒歩5分、東京メトロ丸の内線の後楽園駅から徒歩8分ほど。白山通りを折れるとすぐのところにあり、向かいには東京ドームシティ アトラクションズが広がり、時折ジェットコースターから悲鳴のような叫び声が聞こえてきます。都市の喧騒を背景にしながらも、境内に足を踏み入れると不思議と落ち着いた空気が漂います。
由緒書や東京都神社庁の記録によれば、御祭神は五穀豊穣を司る宇迦之魂大神。江戸初期、この地は徳川三代将軍・家光の乳母であり、大奥を束ねた春日局の屋敷跡でした。そのため、のちに「出世稲荷」と呼ばれるようになり、立身出世や開運を願う人々から篤い信仰を集めてきました。さらに、この地名「春日町」の由来ともなっており、地域の歴史と密接に結びついた神社といえます。
社殿は上空から見ると正方形をしています。木材そのものの質感を活かした造りは長い歳月を経てなお風格を漂わせています。塗料に覆われるのではなく、自然に褪せた木肌は歴史を語るようで、陽の光や雨風にさらされることで独自の深みを増しています。稲荷神社らしい朱塗りの鳥居が参道を鮮やかに彩り、訪れる人を導き入れる姿は実に堂々としています。
境内には「春日園児童遊園」という公園が併設され、地域住民や子どもたちの日常の憩いの場としても親しまれています。歴史の重みと生活に寄り添う役割とが同居する点に、この神社ならではの魅力があります。
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