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小島八幡神社のお参りの記録一覧

八幡神社は東京都江戸川区西葛西に鎮座しています。最寄りの東京メトロ東西線・西葛西駅からは、徒歩でおよそ15分の距離にあります。駅周辺の喧噪を抜け、住宅地を歩いていくと、やがてひっそりと佇む境内へとたどり着きます。
境内には由緒書が見当たらず、創建年代や詳しい歴史、御祭神の記録も残されていませんでした。しかし「八幡神社」という社号から察するに、応神天皇をはじめとする八幡様に相応しい神々が祀られているのであろうと推測されます。八幡信仰は古くから武運や勝負事、さらには地域の守護と結びつき、各地で篤く信仰されてきたため、この地でもそうした篤信に基づいて祀られたものと思われます。
境内を巡ってみると、いくつかの小祠が目を引きます。そのひとつには狐の像が置かれており、稲荷社であることが想像されます。また、黒々とした溶岩石で祠が固められている一角もあり、こちらは富士山信仰に由来する御嶽神社系の社と考えられます。小さな境内ながらも複数の信仰が共存している姿は、地域の人々の暮らしと結びついてきた歴史を感じさせます。
社殿はコンクリート造で、近代的な堅牢さを備えていますが、その形式は八幡造を踏襲しており、屋根や本殿のつくりから伝統的な神社建築の意匠を鑑賞することができます。新旧が同居した不思議な調和を感じさせる佇まいです。
境内のすぐ隣には「堤防記念碑」が建てられています。これは、この地がかつて海岸線に近く、海と隣り合わせの土地であったことを物語っています。もし昔、八幡神社から海が望めたとするならば、潮風が吹き込み、波の音が届くような風景だったのでしょう。現代の住宅街の中では想像が難しいものの、かつての参拝者は社頭から海の輝きを眺めることができたのかもしれません。私自身、想像力が乏しくその情景をはっきり描くことはできませんが、碑を前にすると「この場所からはどんな海が広がっていたのか」と思いを馳せずにはいられません。
さらに、すぐ近くを東京メトロ東西線が走っており、荒川を渡る鉄橋を列車が通過するたびに、けたたましい轟音が響き渡ります。その音は、静謐な境内に対して強い対比を生み出しており、都市と信仰空間が隣り合う現代ならではの景観を印象づけています。







仕事の合間に参拝。

鳥居
玉垣(昭和五十七年九月)

手水鉢(昭和三十七年十二月)

拝殿
灯籠(平成十三年1月)

額編

本殿

本殿、彫刻

境内社ー稲荷



富士塚

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