江月院のお参りの記録(1回目)
東京都清澄白河駅

江月院（こうげついん）は、東京都江東区清澄に位置する浄土宗の寺院です。この寺院は、元和4年（1618年）に正蓮社観誉吟察によって本誓寺の子院として創建されました。観誉吟察は、浄土宗の教えを広めるために尽力した僧侶で、江月院もその一環として地域の信仰の場となりました。

●由緒ある寺院の特徴

江月院の創立年代は詳細には不明ですが、正蓮社観誉吟察の開山により、早くから地域に根付いた寺院であることがわかります。御本尊は阿弥陀如来です。
また、近年では「ふれ愛観音」が建立され、札所5番としても知られています。この観音様は、仏師であり天台宗僧侶の西村公朝によるもので、寺院巡りを楽しむ信者や観光客に親しまれています。ふれ愛観音霊場は全国に広がっており、京都の清水寺奥の院や鎌倉の長谷寺なども札所として名を連ねています。