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ひでどらごん
2024年09月01日(日)
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上一色天祖神社と呼ばれています。
江戸川区の文化財、裸祭りの歴史を今に伝える
JR総武本線新小岩駅から徒歩約600m、旧中川の土手に隣接する上一色天祖神社。松が笠のような形をした樹木が迎えてくれる静かな境内には、江戸時代の風俗画が多数残されており、歴史と伝統を感じることができます。
●由緒ある歴史と信仰
創建年代は不明ですが、古くは「神明社」と呼ばれ、旧上一色村の鎮守として人々に崇敬されてきました。天照大神、経津主命、武甕槌命を祀り、かつては盛大な裸祭りが行われていました。天保年間の疫病流行を機に始まったとされ、その様子を描いた貴重な板絵が、江戸川区の有形民俗文化財として指定されています。
●貴重な板絵額
神社の拝殿内には、歌川国貞など江戸時代の著名な画家の作品を含む8枚の板絵額が掲げられています。特に、「裸参り図」は、当時の村人の信仰心の深さと、祭りの様子を生き生きと伝えてくれます。これらの絵画は、例祭日(10月15日)など、特別な日に公開されることがあります。
●勝海舟のゆかり
明治維新の際、勝海舟が社号額を奉納したという歴史も持ち合わせています。江戸と東京を繋ぐ重要な地であったこの地に、勝海舟が足を運んだという事実は、神社の歴史に深みを加えています。
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