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こいわじんじゃ

小岩神社の御由緒・歴史
東京都 小岩駅

ご祭神《主》天照大御神,《配》住吉大神,天児屋根命,八幡大神,衣通姫命
ご由緒

小岩は下総国の国府(市川市国府台付近)に程近く、早くから開発が進みましたが、鎌倉時代にこの一帯を治めておりました御家人葛西清重を祖とする同氏によって伊勢神宮に寄進され、以後、神領地となり『葛西御厨』と称されました。
 以来、崇敬心篤いこの地に、天文五年(1536)『五社大明神』『五社明神社』と呼ばれ広く尊崇を集めておりました当神社を、下総国行徳より御遷座申し上げ小岩の総鎮護さまとして篤くお祀りすることとなりました。
 江戸に幕府が開かれると、将軍お膝元の古社として、四代将軍家綱公の御代に大老職まで務めた酒井雅楽頭や板倉筑後守といった重臣達によって寛文十一年(1671)本殿・拝殿の寄進をうけました。
 天保十一年(1840)九月に現在の地へご遷座申し上げましたが、御社殿の老朽甚だしく、これを憂いた地元氏子崇敬者のご奉賛により御造営の企画がなされ、昭和三十七年十月に現社殿が竣工し、なお一層の御神徳をもってこの小岩の街を見守っておられます。

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