正竜教会のお参りの記録(1回目)
東京都押上駅

「日蓮宗正龍教会」は、日蓮宗の一派として、宗教法人として認可された道場です。

●開基

日朝法尼、日廣上人が墨田区堅川（現在の立川）に道場を建立し、正龍教会の基盤を築きました。その後、信行院英明上人が跡を継ぎ、昭和27年には「日蓮宗正龍教会」という宗教法人を設立しました。戦後の混乱の中、信徒の教化育成に尽力し、昭和35年には道場を現在の墨田区横川に移転しました。ここで信徒と共に唱題修行を行い、正法を護持する信仰を深めました。
英明上人は、生身の人間として仏法僧、諸天善神、ご先祖、生きとし生けるものを敬い、供養を行う姿勢を貫きました。平成13年には英基上人が代表役員を継承し、老朽化した横川道場の改修に着手。平成24年には釈迦牟尼世尊の造立を発願し、「釈迦牟尼世尊入仏開眼式」が行われました。この式典は、仏天の加護や多くの信徒の協力のもと、無事に執り行われました。

●平成30年

日蓮大聖人降誕八百年を記念し、屋内納骨堂本所廟堂の新築が完成しました。現在、堂主の一乗上人は、英明上人から受け継いだ法燈をもとに、年中行事や各種法要・祈祷修法の導師を務めています。