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真言宗智山派福聚山

普門院のお参りの記録一覧
東京都 亀戸駅

ひでどらごん
ひでどらごん
2024年10月14日(月)
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東京都江東区亀戸に位置する普門院(ふもんいん)は、真言宗智山派の寺院で、山号は福聚山善應寺です。1552年に橋場で創建され、その後1616年に現在の地に移転しました。普門院は亀戸七福神の一つ、毘沙門天を祀る寺としても知られています。

●創建と移転のエピソード

普門院の創建は大永2年(1522年)にさかのぼり、開基である千葉自胤の城中に設立されました。当初の本尊は聖観音で、千葉自胤の家臣である佐田善次盛光が冤罪によって命の危機に直面した際、観音の霊力によって救われたという伝説があります。この出来事が寺の建立のきっかけとなりました。
1616年、普門院は隅田川を挟んだ新しい土地に移転しましたが、その際に梵鐘を運ぶ途中で川に落としてしまい、その地が「鐘ヶ淵」と呼ばれるようになったという伝承があります。このエピソードは、普門院の歴史の中でも特に語り継がれています。

●文化財と地域の信仰

普門院には数多くの文化財があります。特に注目すべきは、伊藤左千夫や大島伯鶴の歌碑です。また、応永の石灯籠や古筆了意の碑、木食の碑なども存在します。普門院は慶安2年(1649年)に徳川家光から5石の朱印を拝領し、御朱印寺としても知られています。

普門院(東京都)
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