真言宗智山派福聚山
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亀戸の普門院について
**普門院(ふもんいん)**は、東京都江東区亀戸3丁目にある真言宗智山派の寺院で、山号は福聚山です。本尊は大日如来で、創建は大永2年(1522年)、開山は長賢上人、開基は千葉中務大夫自胤とされています。
歴史と特徴
• 創建当初は武蔵国豊島郡三原(現在の足立区千住付近)にあり、千葉自胤の城中に建立されました。
• 創建時の本尊は聖観音で、家臣の佐田善次盛光が冤罪で処刑されそうになった際、観音の加護で救われたことが寺の始まりと伝わります。
• 後に現在の亀戸へ移転し、その際に釣鐘を隅田川に落としてしまい、これが鐘ヶ淵という地名の由来になったとされています。
• 江戸時代には徳川家光から5石の朱印地を賜り、安永年間(1772~1781)に本尊が大日如来へと改められました。
札所・信仰
• 普門院は「御府内八十八箇所」の第40番札所、また「亀戸七福神」の毘沙門天を祀る寺院としても知られています。
所在地
• 東京都江東区亀戸3-43-3
静かな境内と歴史の深さが特徴の、地域に根ざした寺院です。





東京都江東区亀戸に位置する普門院(ふもんいん)は、真言宗智山派の寺院で、山号は福聚山善應寺です。1552年に橋場で創建され、その後1616年に現在の地に移転しました。普門院は亀戸七福神の一つ、毘沙門天を祀る寺としても知られています。
●創建と移転のエピソード
普門院の創建は大永2年(1522年)にさかのぼり、開基である千葉自胤の城中に設立されました。当初の本尊は聖観音で、千葉自胤の家臣である佐田善次盛光が冤罪によって命の危機に直面した際、観音の霊力によって救われたという伝説があります。この出来事が寺の建立のきっかけとなりました。
1616年、普門院は隅田川を挟んだ新しい土地に移転しましたが、その際に梵鐘を運ぶ途中で川に落としてしまい、その地が「鐘ヶ淵」と呼ばれるようになったという伝承があります。このエピソードは、普門院の歴史の中でも特に語り継がれています。
●文化財と地域の信仰
普門院には数多くの文化財があります。特に注目すべきは、伊藤左千夫や大島伯鶴の歌碑です。また、応永の石灯籠や古筆了意の碑、木食の碑なども存在します。普門院は慶安2年(1649年)に徳川家光から5石の朱印を拝領し、御朱印寺としても知られています。





普門院は江東区亀戸にある真言宗智山派の寺院で、福聚山善應寺と号します。本尊は大日如来で、亀戸七福神のひとつ毘沙門天としても親しまれています。1552年橋場に創建、元和2年(1616)当地へ移転したといいます。当地に移る際、梵鐘を川に落としてしまい、その地を鐘ヶ淵と呼ぶ伝承を持ちます。伊藤左千夫墓や大島伯鶴の歌碑など数多くの文化財があります。
JR亀戸駅から徒歩10分の場所にあり、途中には亀戸梅屋敷や亀戸香取神社の参道かありました。以前に寄った事もあり、立ち寄りせずに普門院へ直行。
鬱蒼とした境内の石碑や文化財は草木で覆われ、藪蚊との戦いに負け右腕が痒い。本堂は改修中でした。
御朱印は住職の説教を聴きながら、庫裡にていただきました。
御府内八十八ヶ所霊場40番札所。

山門

伊藤左千夫墓石

大島伯鶴歌碑

寺号石標柱

観音像

本堂

御朱印
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