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あたごじんじゃ

愛宕神社のお参りの記録(1回目)
東京都大島駅

投稿日:2025年08月06日(水) 15時13分55秒
参拝:2015年9月吉日
亀出神社(あるいは、愛宕神社)は、東京都江東区大島に鎮座しています。最寄り駅は都営地下鉄新宿線の大島駅で、改札を抜けてから地上に出て、ゆったり歩いておよそ5分ほどの距離にあります。道中は比較的平坦で、道幅のある歩道が整備されているため、アクセスは良好です。駅からの道すがら、周囲の景観には高層住宅やマンションが立ち並び、典型的な東京の住宅街といった様相を呈しています。

神社は、上下計四車線にも及ぶ新大橋通り(都道50号)に面しており、近くを通るだけでも神社の存在をはっきりと認識できます。この新大橋通りは、江東区を東西に貫く幹線道路のひとつで、車の往来が激しく、ひっきりなしにエンジン音が耳に入ってきます。そうした都市の喧騒のただ中にありながらも、鳥居をくぐって境内へと足を踏み入れた瞬間、不思議と空気が静まり返り、外界との空間がすっと切り替わるような感覚を覚えます。

野球観戦が終わって、都営地下鉄の一日乗車券があったので、降りたことのない駅で降りてみようと思いやって来ました。

境内の一部は、地域の子どもたちが遊ぶことのできる広場として開放されており、正式名称は「大島三丁目児童遊園」といいます。一般的な神社の境内とはやや異なり、すべてが明るく開放的な雰囲気で構成されており、地面にはブランコといった遊具が並び、椅子や植栽も整えられていて、地域に密着した空間であることが伝わってきます。全体の配色や材質もあいまって、「陰」ではなく「陽」の気配が漂っており、昼間であればその明るさは特に際立って感じられることでしょう。わ

ただし、真夏の時期となると状況は一変します。アスファルトやコンクリートが太陽の光を反射し、地表からの照り返しが相当強くなるため、帽子や日傘がないと長時間の滞在は厳しいかもしれません。照りつける光に思わず目を細め、まぶしさに耐えながら歩くような場面が容易に想像されます。

私が参拝に訪れたのは、すでに日がとっぷりと暮れてしまった後のことでした。公園内には人影もなく、子どもたちの姿も当然ありませんでしたが、日中であれば、遊具の周囲に元気な声が響き渡っているに違いありません。太陽が高く昇っている時間帯には、走り回る子どもたちの笑い声が絶えず、地域のにぎわいを肌で感じられるような、そんな温もりのある空間として親しまれているのでしょう。

こうした環境のなかで、幼少期から自然と神社という存在に触れながら育つことができるというのは、たいへん恵まれたことだと感じます。単なる遊び場としてではなく、神聖な場所である神社が日常のすぐそばにあるということは、知らず知らずのうちに人としての感性や節度を育んでくれる場ともなるはずです。

境内社も、この児童遊園内にさりげなく鎮座しています。二の鳥居をくぐると、その先には拝殿が控えており、こぢんまりとしながらも神聖な雰囲気が保たれています。訪れた時間帯が夜だったこともあり、周囲は薄暗く、由緒を記した案内板の類は見当たりませんでした。御祭神についても確認できず、あらためて昼間に訪れてみたいと思わされる場所でした。
愛宕神社(東京都)

すてき

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