長円寺のお参りの記録(1回目)
東京都入谷駅

東京都に位置する浄土宗寺院、長円寺（巨福山放光院）は、創建年代は明確ではありませんが、明暦3年（1657年）に行蓮社運誉南知によって開山されたと伝えられています。

●開山と歴史

長円寺の開山である運誉南知は、浄土宗の教えを広める重要な存在でした。彼の遷化は明暦3年12月21日です。

●境内の特徴

境内は約450坪余りの広さを持ち、本堂や拝殿が整然と配置されています。本堂は土蔵造りで、4間×3間、拝殿は7間×5間の規模を誇ります。ここには、本尊の阿弥陀如来像（高さ約3尺2寸）をはじめ、観音、勢至菩薩の脇士像、善導大師、円光大師の立像も祀られています。
長円寺の境内には地蔵菩薩の立像や六地蔵石仏、巨福稲荷大明神社も存在します。