地蔵院のお参りの記録(1回目)
東京都新御徒町駅

東京都内に位置する地蔵院（じぞういん）は、真言宗智山派の寺院で、恵日山延命寺とも呼ばれています。この寺院は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて創建されたとされており、開山は僧蓮祐です。地蔵院の具体的な創建年代は不詳ですが、第二世の慶祐が寛永11年（1634年）に亡くなったことから、この時期に形成が進んだと考えられています。

●重要な霊場

地蔵院は、荒川辺八十八ヶ所霊場の84番札所、そして御府内二十一ヶ所霊場の14番札所としても知られています。

●境内の概要

地蔵院の境内は480坪の広さがあり、江戸大塚護持院（現在の護国寺）の末寺としても位置付けられています。本堂には、本尊の地蔵菩薩が祀られ、その脇には弘法大師や興教大師の像も安置されています。さらに、護摩堂には愛染明王、不動明王、毘沙門天が祀られています。
地蔵堂には石地蔵が安置されております。