凉源寺のお参りの記録(1回目)
東京都稲荷町駅

涼源寺は、東京都台東区に位置する浄土宗の寺院で、清光山法雲院と号しています。この寺院の創建は元和6年（1620年）に遡り、当初は湯島に設立されました。開山したのは伝蓮社肇誉上人春把頑立和尚で、彼は延宝3年（1675年）に108歳で亡くなりました。

●明暦の大火と移転

しかし、涼源寺は明暦3年（1657年）の大火によって焼失し、その後、現在の地に移転しました。この際、寺院は境内の土地を新たに取得し、再建が進められました。火災の影響で過去の記録が失われたため、詳細な歴史は伝わっていませんが、寺院の存在は長い歴史に裏打ちされています。

●本尊と文化財

涼源寺の御本尊は阿弥陀如来で、その他にも善導大師や円光大師の木座像が祀られています。また、境内には鎮守稲荷社や護法弁財天、閻魔法王の石像も存在します。