大乘院のお参りの記録(1回目)
東京都稲荷町駅

東京都台東区に位置する大乗院（だいじょういん）は、真言宗智山派の寺院で、五剣山普門寺と号しています。この寺院の創建年代は不明ですが、増誉法印によって開山されたとされています。大乗院は、荒川辺八十八ヶ所霊場の81番札所、また御府内二十一ヶ所霊場の16番札所としても知られています。

●歴史的背景

大乗院は、江戸大塚護国寺の末寺として発展してきました。境内の面積は約500坪で、歴史的な遺跡が数多く残っていますが、度重なる火災によって多くの記録や建物が失われてしまいました。
本堂は四間四方の構造を持ち、本尊には不動明王が祀られています。この不動明王像は、立像として高さ約1尺3寸（約39.4cm）を誇っています。また、弘法大師も祀られ、江戸の八十八ヶ所の内の一つとして、多くの信者に親しまれています。

●施設と参拝

境内には護摩堂や天王社が設けられています。特に護摩堂は、祈願や供養のための重要なスペースです。