御朱印・神社お寺の検索サイト

楽しみ方

松應寺のお参りの記録(1回目)
東京都新高円寺駅

投稿日:2025年02月24日(月) 20時12分25秒
参拝:2025年2月吉日
松応寺(しょうおうじ)は、東京都杉並区高円寺南にある曹洞宗の寺院で、山号を万寿山とする。明暦2年(1656年)、大松寺5世悦州舜喜大和尚が開山し、雪岩長卯大和尚が開基した。もともとは浅草八軒寺町(現在の台東区寿2丁目)に創建され、江戸時代には与力・同心などの武家の菩提寺として栄えた。大正7年(1918年)に現在の地に移転した。

● 本尊と寺宝
松応寺の本尊は、木造聖観音菩薩立像である。かつては釈迦牟尼仏が本尊であったが、昭和20年(1945年)の戦災で焼失した。現在の聖観音菩薩像は、禅宗様式の影響が強く、藤原時代の仏像を模したふっくらとした円満な表情が特徴である。

● 移転と戦災
創建当初の松応寺は、浅草八軒寺町にあったが、墓地の狭さや寺院の維持発展のため、大正7年(1918年)に現在の杉並区高円寺南に移転した。しかし、昭和20年(1945年)の東京大空襲で本堂を含む伽藍が全焼し、寺宝や記録のすべてを失った。そのため、詳細な歴史は不明となっている。

● 境内と見どころ
松応寺の山門には、江戸時代の著名な書家・高玄融による「万寿山」の山号が掲げられている。また、境内には願王殿があり、静かで落ち着いた雰囲気が漂う。

● 佐藤信淵の墓
松応寺には、江戸時代の農政学者・佐藤信淵(1850年没)の墓がある。彼は「農政本論」「経済要録」「開国要論」などを執筆し、当時の日本の経済政策や農業政策に大きな影響を与えた。かつては信淵の遺品や蔵書が寺に保管されていたが、戦災によってすべて焼失した。
松應寺(東京都)
松應寺(東京都)
松應寺(東京都)

すてき

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
松應寺の投稿をもっと見る5件
コメント
お問い合わせ