真盛寺のお参りの記録一覧

東京都 新高円寺駅

真盛寺（しんせいじ）は、東京都杉並区梅里一丁目にある天台真盛宗の東京別院である。宗祖は室町時代の念仏行者・真盛（しんせい）上人で、本山は滋賀県大津市坂本の西教寺である。本尊は木造阿弥陀三尊立像。

● 歴史
寛永8年（1631年）、伊賀国（現在の三重県）出身の真観上人によって文京区湯島に創建。その後、天和3年（1683年）に台東区谷中へ、元禄元年（1688年）に本所（現在の墨田区横川）へと移転し、大正11年（1922年）に現在地へ移った。水害や工場地帯の煤煙を避けるための移転である。

● 三井家との関係
延宝元年（1673年）、三井高利が江戸日本橋に越後屋を創業して以来、三井家の菩提寺となり、「三井寺」とも呼ばれる。

● 真盛寺と大相撲
昭和20年（1945年）3月10日の東京大空襲で相撲部屋が消失し、後援会の斡旋により玉ノ海率いる二所ノ関部屋が間借りした。同年5月25日の空襲では、力士たちが消火活動を行い、寺院を守った。後に双葉山も弟子20名を連れて身を寄せる。昭和21年（1946年）には大ノ海が若ノ花（第45代横綱）をスカウトし、昭和22年（1947年）には力道山の指導を受ける場ともなった。昭和25年（1950年）、二所ノ関部屋は両国へ戻るが、大ノ海は杉並に残り、若ノ花と共に阿佐ヶ谷に花籠部屋を創設。これが後の「阿佐ヶ谷勢」の発祥となる。

真盛寺

広い境内はとても静かで落ち着く空間でした。

綺麗に整理された庭でした。紅葉も見ることができました。

以前から檀家さん以外は入れないという状況は変わりませんが、道路沿いからここまでは大丈夫です。環七高円寺陸橋交差点から妙円寺まで歩く途中、環七沿いに入口があるので、緑のと気持ち良い空気だけ頂きに寄りました。

近所のお寺に立ち寄り。参拝者は誰もいません。御朱印もありません。ただ静けさの中に身を置いて瞳を閉じるのもいいかも知れませんね。