高円寺氷川神社のお参りの記録(11回目)
東京都高円寺駅

この神社は、旧高円寺村小名原の鎮守で、祭神は素蓄鳥命です。創建について口碑によれば、天文年間、村内曹洞宗高円寺の創建と同じ頃といわれます。また社伝によれば源頼朝が奥州征伐の際、この地に着き、安達藤九郎盛長に命じて社殿を建立させたとも、家臣の村田兵部某が高円寺村にとどまり農民となった時、大宮の氷川神社を勧請して社殿を建立したのが起源ともいわれています。境内には、三社の末社が祀られていますがなかでも気象神社は、全国でも数少なく非常に珍しい神社です。この社は、戦時中、旧馬橋四丁目にあった陸軍気象部内に祀られたものですが、戦後、関係者の要請で当神社の境内に遷されました。御朱印は書き置き。