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曹洞宗松吟山

常昌院のお参りの記録一覧
東京都 中野坂上駅

ひでどらごん
ひでどらごん
2025年02月08日(土) 13時37分36秒
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常昌院(じょうしょういん)は、東京都中野区にある曹洞宗の寺院で、山号を松吟山と称します。もとは「安心庵」として文禄年間(1592~1596年)に創建され、その後「松吟庵」と改称されました。昭和10年(1935年)、愛知県豊橋市にあった「常昌院」の名跡を移し、現在の名称となりました。

● 江戸時代からの発展
 江戸時代後期、駒込高林寺の野村観了尼が寺を統括し、その後、二世恵海尼の代に現在の地へ移転されました。こうして「松吟庵」としての歴史が始まりました。

● 戦前・戦中の変遷
 昭和10年、遠州大洞院の末寺であった豊橋の常昌院を引き継ぎ、松吟庵は「松吟山常昌院」と改名されました。この際、本堂や庫裡が新築されましたが、昭和20年(1945年)の空襲で焼失しました。

● 戦後の復興と梅花流御詠歌
 五世・秀明尼は仮本堂での教化活動を続け、曹洞宗の御詠歌「梅花流」の正伝師範(最高指導者)として全国的に活躍しました。その活動は曹洞宗内でも高く評価されています。

● 現在の本堂
 秀明尼は堂宇の再建に尽力しましたが、完成を目前にして逝去しました。その後、昭和48年(1973年)に本堂が完成し、落慶法要が執り行われ、現在に至ります。

常昌院(東京都)
常昌院(東京都)
常昌院(東京都)

閉門のため外側からの参拝

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