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ほうせんじ

宝仙寺のお参りの記録(1回目)
東京都中野坂上駅

投稿日:2025年02月08日(土) 13時25分34秒
参拝:2025年2月吉日
 宝仙寺は、平安時代後期の寛治年間(1087~1094)に源義家が創建しました。義家は後三年の役を平定し、帰京途中に持っていた不動明王像を安置するため、阿佐ヶ谷の八幡社の地に寺を建立しました。地主稲荷の神から授かった珠にちなんで「明王山宝仙寺」と号しました。

● 鎌倉時代から室町時代への変遷
 鎌倉時代には、大山寺の高僧・願行上人が本尊の霊威を感じ、秘仏として安置しました。室町時代には、当寺中興第一世・聖永により現在の中野区中央に移転されました。また、大宮八幡宮の別当寺ともなりました。

● 江戸時代の隆盛
 江戸幕府からの厚い庇護を受け、当寺の僧侶は将軍家の御前論議にも参加しました。また、将軍の鷹狩りの際の休憩所としても利用されました。寛永13年(1636年)には三重塔が建立され、「江戸六塔」の一つとして庶民にも親しまれました。

● 近代の役割と戦災
 明治39年(1906年)、境内に中野町役場が建設され、昭和7年(1932年)の中野区発足後は初代中野区役所として使用されました。昭和20年(1945年)の空襲で大伽藍が焼失しましたが、戦後順次復興が進められました。

● 再建された伽藍と見どころ
 平成4年(1992年)、三重塔が飛鳥様式で再建されました。本堂や御影堂も復興され、多くの人々が訪れる中野区屈指の寺院となっています。また、江戸幕府が飼育していた象の骨を納めた「馴象之枯骨」も戦前まで存在していました。
宝仙寺(東京都)
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