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楽しみ方豪徳寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2026年02月23日(月) 17時57分20秒
参拝:2025年10月吉日
この日、三軒茶屋での所用を済ませた後、少し足を延ばして東急世田谷線・宮の坂駅で下車し、徒歩5分ほどの豪徳寺にお参りしました。 駅から向かう道すがら、ちらほらと外国人観光客らしき姿が目に入り、この寺の人気の高さが窺えました。 よもやここまでとは思いませんでしたが、訪れた際には日本人の参拝客は見当たらず、境内には欧米・南米・アジアなど、様々な国籍と思われる観光客ばかりが群がっていて、賑わいはあるものの、寺本来の静けさや落ち着きがやや損なわれているようにも感じられ、少し複雑な気持ちになりました。 豪徳寺は、文明12年(1480年)に世田谷城主・吉良政忠(きら まさただ)が伯母の菩提を弔うために城内へ建立した弘徳院という草庵を前身とする寺院です。 後に寛永10年(1633年)、世田谷が彦根藩領となると、藩主・井伊直孝(いい なおたか)によって伽藍の造営が進められ、直孝の戒名に因み寺号が「豪徳寺」と改められました。 こうした整備を経て、豪徳寺は井伊家の江戸表における菩提寺としての地位を確立していくことになります。 境内奥には、平成20年(2008年)に国指定史跡となった井伊家墓所があり、2代藩主・井伊直孝をはじめ、桜田門外の変で非業の最期を遂げた13代藩主・井伊直弼(いい なおすけ)など、歴代6人の藩主がここで代々の墓所として祀られています。 境内をさらに進むと、豪徳寺を象徴する招福殿が姿を現します。 ここには、訪れる人々が招福を祈って奉納した「招福猫児」と呼ばれる招き猫が無数に並び、白い小さな猫たちが一面に広がる光景は圧巻です。 多くの外国人観光客が、招福猫児とともに写真や動画を撮っており、その人気の高さが改めて感じられました。 豪徳寺の招き猫は小判を持たず右手を挙げ、商売繁盛ではなく「良縁招来」を願うものとされ、素朴で愛らしい表情が特徴です。 滋賀県彦根市のマスコットキャラクター「ひこにゃん」も、井伊直孝に縁のある白猫をモデルとしていると謂われているそうです。 この招き猫の由来として伝わるのが、井伊直孝と寺の飼い猫にまつわる逸話です。 ある日、鷹狩りの帰途に雷雨に遭った直孝が、寺の門前で手招きする猫に導かれて庵に入ると、直後に激しい雷雨が襲い、難を逃れたといいます。 この出来事に感銘を受けた直孝が寺を手厚く保護したことが、後の伽藍整備や寺号改称につながり、豪徳寺の招き猫信仰の源流となりました。 豪徳寺の参拝は、様々な思いを抱えつつ境内を後にし、寺の持つ独特の魅力を心に刻んだ訪問となりました。

豪徳寺・山門

豪徳寺・地蔵堂

豪徳寺・鐘楼

豪徳寺・仏殿

豪徳寺・三重塔

豪徳寺・招福猫児

豪徳寺・招福殿

豪徳寺・招福猫児

豪徳寺・招福猫児

豪徳寺・招福猫児

豪徳寺・招福猫児

豪徳寺・赤門

豪徳寺・法堂

豪徳寺・納骨堂

豪徳寺・由緒書

御朱印・釈迦牟尼仏
すてき
投稿者のプロフィール

らんでぃー388投稿
令和になってから奈良の興福寺を参拝したのをきっかけに、御朱印を集めるようになりました。今では夫婦で神社仏閣巡りを楽しんでいます。妻は置物御籤もコレクションしています。もっと読む
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