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池上本門寺ではいただけません
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いけがみほんもんじ

池上本門寺のお参りの記録(1回目)
東京都池上駅

投稿日:2021年06月01日(火)
参拝:2020年5月吉日
池上本門寺は、大田区池上にある日蓮宗の大本山の寺院。山号は長栄山。本尊は三宝尊。東国花の寺百ヶ寺・東京4番。日蓮聖人入滅の霊場。

創建は鎌倉時代後期の1282年、病身の日蓮が身延山を出て常陸国に湯治に向かう途中で、武蔵国池上郷の池上宗仲の館に到着し、背後の山頂に建立された一宇を日蓮が開堂供養し、長栄山本門寺と命名したのが起源。20日後日蓮が没すると、池上宗仲が広大な敷地を寺領として寄進し、「池上本門寺」の基礎が築かれ、日蓮の弟子・日朗が継承した。
爾後、当寺は鎌倉時代、室町時代を通じて関東武士の庇護を受け、それ以降も加藤清正や紀伊徳川家など諸侯の祈願寺となって繁栄した。
1945年の米軍による東京大空襲で、五重塔・総門・経蔵・宝塔以外の堂宇を焼失したが、戦後順次復興した。

当寺は、東急池上線・池上駅の北東500mの、住宅地の中にある小山の上にある。広大な敷地に伽藍など様々な建物が並ぶところは、さすが大本山といったところ。

今回は、日蓮宗の大本山ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、地元のご老人衆、階段を駆け上る部活動の若者、一般参拝者から墓参者や信徒まで、いろんな人々が訪れていた。

※後から調べてみると、自分が廻ったのは境内の一部であったことが判明。大どころだと、本殿、多宝塔、日蓮聖人御廟所、大坊本行寺などを見逃したらしい。要再参拝。
池上本門寺の山門
境内南端にある、漆黒の<総門>。元禄年間(1688年~1704年)の建立と伝わる。1945年の米軍空襲を逃れた数少ない古建築。
池上本門寺の建物その他
門をくぐると、メイン境内への階段が現れる。<此経難事坂(しきょうなんじざか)>と呼ばれ、慶長年間(1596年~1615年)に加藤清正の寄進によるとされる。『法華経(ほけきょう)』宝塔品(ほうとうぼん)の偈文(げぶん)96文字にちなんで石段を96段とし、偈文の文頭の文字をとって坂名としたもの。地元の運動部の学生らが昇降ダッシュをしていた。
池上本門寺の建物その他
階段を登り切ったところ。
池上本門寺の山門
参道を進むと<仁王門(三門)>。旧三門は1945年の米軍による東京大空襲で焼失し、1977年に再建。
池上本門寺の建物その他
仁王門の左手。写真の左手前は<浄行菩薩堂>、その後ろは<日朝堂>、右側は<鐘楼>。
池上本門寺の本殿
仁王門をくぐると、巨大な<祖師堂>が見えてくる。
池上本門寺の手水
祖師堂の手前右側には、まず<水屋>(写真右)、続いて<総合案内所(授与所)>(写真左)。
池上本門寺の建物その他
いよいよ<祖師堂(大堂)>。旧大堂は1945年の米軍による東京大空襲で焼失し、1964年に鉄筋コンクリート造りで再建。御首題は堂内にて。
池上本門寺の建物その他
祖師堂の左側奥にある<経蔵>。方三間裳階付き、宝形造、銅板瓦棒葺、輪蔵(心柱を軸に回転する八角形の書架)形式。18世紀中ごろの再建とされる。
池上本門寺の建物その他
経蔵の右側、霊宝殿との間にある<旧奉安塔の相輪>。1945年の米軍空襲以降、伽藍再建完了までの間、日蓮聖人像と御真骨を格護した奉安塔(現在は解体済み)の相輪部分。
池上本門寺の像
<此経難事坂>を登り切ってすぐ右手にある<日蓮聖人説法像>。高さ3.4メートル 重さ約1トン。
池上本門寺の末社
<此経難事坂>を登り切って参道を進むと右手にある<長栄堂>。当山の守護神である<長栄大威徳天>を奉安している。1959年建立。
池上本門寺の建物その他
長栄堂の裏手、墓地の中に建つ<五重塔>。1607年建立。徳川2代将軍秀忠の乳母・岡部の局が、秀忠の病気平癒御礼と武運長久を祈願し建立した。三間五重塔婆、一重、二重本瓦葺、三重以上瓦棒銅板葺。国指定の重要文化財。

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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