うんぺんじ
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雲辺寺ではいただけません
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雲辺寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年12月27日(火)
参拝:2021年11月吉日
*ブログの報告より部分抜粋
ちょうど土佐湾、高知のど真中辺りから内陸部を瀬戸内海方面へと向けて四国を突っきるような感じです。途中、ドライブインで昼食をとって再び走行しますが、さすがに距離が遠いですね...。雲辺寺山(標高927m)の山腹から山麓駅までもなかなか怪しい感じの山道でした。知らない細い山道の走行というのはやはり不安なものがあります。移動ドライブに想定以上の時間が掛かったため、この日はこの山頂の札所参りにて終了です。
ここの雲辺寺ロープウェイは、全長約2,600m、山麓駅から山頂駅の高低差約660mを毎秒10mというスピードで走る日本最大級の規模を誇るロープウェイ。最大支柱間距離1,882mは日本一。山頂駅は標高916mで、ロープウェイを降りるとそこはすでに雲辺寺の境内が広がっています。しかし、この山頂までを当たり前のように歩き遍路で登って来る巡礼者たちがいるとは本当に想像を絶するものがあります。ここは何本かある遍路道によっては最大8時間がかかる山道であり、昔から“遍路転がし”とも呼ばれてきた大変な難所です。山頂駅に着くと、本堂までは徒歩で10分ほど。その参道には五百羅漢像がズラ~リと並んでいて、それはなかなかの壮観な眺めです。ここの雲辺寺にも霊泉があって、大師自らが掘ったという湧水が湧いているのです。山頂の湧水というだけでも奇跡的な印象を受けます。この霊泉は小さなお堂の中にあって、その中へと入ると龍の像の口から常時注いでいます(もちろん、この私は母に飲んでもらうべく意図的に霊水のある札所を選んでいます)。
参拝が終わってロープウェイ乗り場へと戻るのに、なんと道を間違えて山頂駐車場の方向へと途中まで進んでしまったため大幅に時間と歩行距離が無駄に増えてしまいました。周囲はアッという間に暗くなってきて、それでつい見誤ってしまったのです。結局、私のせいで母の脚の痛みも限界に達してしまい、大変、申し訳ないことをしてしまいました...。万が一、帰りのロープウェイ、17時最後の発車に乗り遅れたら最期、暗闇の中の山頂で途方に暮れることになってしまいます。それで母にも歩きを急がせてしまった...。でも、なんとか最後から二本目の便の発車にはギリギリ間に合いました。あ~、くわばらくわばら...(冷汗)。
この日の宿は、観音寺市内の『観音寺グランドホテル』です。夕食はホテル内の1Fにあるレストランで頂きましたが、風呂はこのビジネスホテルでは部屋のユニットバスのみだというので、フロントで紹介して頂いた近場で評判が良いという天然温泉『琴弾廻廊』(コトヒキカイロウ)へと向かいました。海が近いからか台風のような酷い強風が吹きつけていたのがたまにキズでしたが、4つの露天風呂と珍しい露天水風呂があって実に快適なところでした。
また、帰宅してから確認したところ、なんと宿泊したところは観音寺市(カンオンジシ)の「観音寺(カンオンジ)グランドホテル」というのが正式名称でした。そして、この観音寺市にある69番札所は普通に『観音寺(カンノンジ)』なのです。これについての私の個人的理解では、「観音」はあくまでも「かんのん」であって、「かんおん」と呼称するものではないような...。ですが要するに、元々は「かんおん」と繰り返し呼んでいるうちに「かんのん」へと転じたものなのでしょう。本来的には「観音」とは「観世音菩薩」の略であって、その読みは「かんぜおんぼさつ」です。なので元々は、やはり「音」は“おん”なのです。ちなみに16番札所の場合はというと、こちらは『観音寺(カンオンジ)』が正しい呼称だとのこと。
あ~ぁ..本当に何がなんだか解らなくなってきましたぁ~w
ブログ---宝珠diary
『Occultist による仏教論考 etc.』
https://houju-isis.fc2.net/blog-entry-12.html
ちょうど土佐湾、高知のど真中辺りから内陸部を瀬戸内海方面へと向けて四国を突っきるような感じです。途中、ドライブインで昼食をとって再び走行しますが、さすがに距離が遠いですね...。雲辺寺山(標高927m)の山腹から山麓駅までもなかなか怪しい感じの山道でした。知らない細い山道の走行というのはやはり不安なものがあります。移動ドライブに想定以上の時間が掛かったため、この日はこの山頂の札所参りにて終了です。
ここの雲辺寺ロープウェイは、全長約2,600m、山麓駅から山頂駅の高低差約660mを毎秒10mというスピードで走る日本最大級の規模を誇るロープウェイ。最大支柱間距離1,882mは日本一。山頂駅は標高916mで、ロープウェイを降りるとそこはすでに雲辺寺の境内が広がっています。しかし、この山頂までを当たり前のように歩き遍路で登って来る巡礼者たちがいるとは本当に想像を絶するものがあります。ここは何本かある遍路道によっては最大8時間がかかる山道であり、昔から“遍路転がし”とも呼ばれてきた大変な難所です。山頂駅に着くと、本堂までは徒歩で10分ほど。その参道には五百羅漢像がズラ~リと並んでいて、それはなかなかの壮観な眺めです。ここの雲辺寺にも霊泉があって、大師自らが掘ったという湧水が湧いているのです。山頂の湧水というだけでも奇跡的な印象を受けます。この霊泉は小さなお堂の中にあって、その中へと入ると龍の像の口から常時注いでいます(もちろん、この私は母に飲んでもらうべく意図的に霊水のある札所を選んでいます)。
参拝が終わってロープウェイ乗り場へと戻るのに、なんと道を間違えて山頂駐車場の方向へと途中まで進んでしまったため大幅に時間と歩行距離が無駄に増えてしまいました。周囲はアッという間に暗くなってきて、それでつい見誤ってしまったのです。結局、私のせいで母の脚の痛みも限界に達してしまい、大変、申し訳ないことをしてしまいました...。万が一、帰りのロープウェイ、17時最後の発車に乗り遅れたら最期、暗闇の中の山頂で途方に暮れることになってしまいます。それで母にも歩きを急がせてしまった...。でも、なんとか最後から二本目の便の発車にはギリギリ間に合いました。あ~、くわばらくわばら...(冷汗)。
この日の宿は、観音寺市内の『観音寺グランドホテル』です。夕食はホテル内の1Fにあるレストランで頂きましたが、風呂はこのビジネスホテルでは部屋のユニットバスのみだというので、フロントで紹介して頂いた近場で評判が良いという天然温泉『琴弾廻廊』(コトヒキカイロウ)へと向かいました。海が近いからか台風のような酷い強風が吹きつけていたのがたまにキズでしたが、4つの露天風呂と珍しい露天水風呂があって実に快適なところでした。
また、帰宅してから確認したところ、なんと宿泊したところは観音寺市(カンオンジシ)の「観音寺(カンオンジ)グランドホテル」というのが正式名称でした。そして、この観音寺市にある69番札所は普通に『観音寺(カンノンジ)』なのです。これについての私の個人的理解では、「観音」はあくまでも「かんのん」であって、「かんおん」と呼称するものではないような...。ですが要するに、元々は「かんおん」と繰り返し呼んでいるうちに「かんのん」へと転じたものなのでしょう。本来的には「観音」とは「観世音菩薩」の略であって、その読みは「かんぜおんぼさつ」です。なので元々は、やはり「音」は“おん”なのです。ちなみに16番札所の場合はというと、こちらは『観音寺(カンオンジ)』が正しい呼称だとのこと。
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