浄蓮庵のお参りの記録(1回目)
徳島県阿波川島駅

長戸庵、柳水庵とお参りしたので残る一つの浄蓮庵をお参りしました。
浄蓮庵も柳水庵と同様に車で行くことはできます。が、道が悪くて四駆の軽トラくらいじゃないといけなさそうなので今回は柳水庵から遍路道を歩いていきました。前半は林道が伸びており比較的楽に進んでいけますが、後半の遍路道はつづら折りに続くへんろころがしが待ち構えてます。ここを登りきると弘法大師の像と左右内（そうち）の一本杉が出迎えてくれます。歩いてきたのはこれを見たかったからです。
浄蓮庵の由来は弘法大師が焼山寺へ向かう途中、木の根を枕に仮眠したところ、夢に阿弥陀如来が現れたので、尊像を刻みお堂を建立して安置した。その時にお手植えしたスギであるとの伝説があるそうです。真偽のほどはわかりませんがそれくらい見事な杉です。
藤井寺から焼山寺までの歩き遍路道で見どころは結構あります。なかなか簡単にはいけないですがぜひ見てほしい光景です。