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2020年07月11日(土) 20時30分 byささ
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しょうさんじ
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焼山寺山(標高938メートル)の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所。剣山や白髪山など四国山脈の山々がひろがる眺望はすばらしい。四国霊場には「遍路ころがし」といわれた札所がいくつかあるが、焼山寺もその一つで、昔から嶮しい坂道の難所を辿る「修行の霊場」であった。いまは山上まで車道が通っている。縁起によると、飛鳥時代に役行者が山をひらいて、蔵王権現を祀ったのが寺のはじまりとされている。ところが、この山には神通力を持った大蛇が棲んでおり、しばしば火を吐いて農作物や村人たちを襲っていた。弘仁6年ころ、弘法大師がこの地に巡られた時、一本杉で休んでいた処、阿弥陀様があらわれた夢を見た。目を覚ますと目の前が火の海になっている。そこで麓の垢取川で身を清めて山に登ると、大蛇は全山を火の海にして妨害した。大師は「摩廬(水輪の意)の印いん」を結び、真言を唱えながら進んだのだが、大蛇は山頂近くの岩窟で姿をあらわした。 大師は一心に祈願し、虚空蔵菩薩の御加護のもと岩窟に封じ込めた。そして自ら彫られた三面大黒天を安置し被害を受けていた民家の大衆安楽、五穀豊穣を祈った。また山は「焼山」となってしまったので大師が「焼山寺」と名付けた。「摩廬」の山号も「焼山」の寺名も、こうした奇異な伝説に由来しており、鎌倉時代の後期には後醍醐天皇(在位138〜39)の勅願所となっている。境内は樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)が並び、巡礼者を迎えている。
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虚空蔵菩薩
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11【藤井寺】より (自家用車)約1時間30分 約43km (徒歩)約5時間 約12.5km 13【大日寺】より (自家用車)約1時間 約30km (徒歩)約6時間 約21.5km
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7:00~17:00
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境内手前 各車種あわせ70〜80台(道路管理費/普通300円 ワゴン500円 大型1,000円)
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本堂の手前
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摩廬山(まろざん)
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正寿院(しょうじゅいん)
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弘仁6年(815)
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役行者小角
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四国八十八箇所第12番
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旧3月21日 正御影供 8月30日 こもり法要 秋の彼岸中日 大般若会
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阿波遍路道 焼山寺道、阿波遍路道 一宮道(国の史跡) 弘法大師坐像、梵鐘、焼山寺文書 3通(県指定有形文化財) スギ並木、フジの群生地(県指定天然記念物) 木造虚空蔵菩薩坐像、金銅懸仏 15面、木造懸仏 1面、絹本着色三千仏図 3幅(神山町指定有形文化財) 浄蓮庵-左右内の一本杉(焼山寺境外の県指定文化財) 浄蓮庵-木造千手観音立像、杖杉庵-衛門三郎入寂地(焼山寺境外の神山町指定文化財)
