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つだはちまんじんじゃ

津田八幡神社の御由緒・歴史
公式徳島県 阿波富田駅

ご祭神誉田別命,神功皇后,玉依姫命
ご由緒

御鎮座地である津田は藩政期に川口番所が設置された要地であり、幕末の海岸線には御台場 (砲台関連史跡が現存) が設置される等、海からの有事に対応する攻守の要所でありました。
神社の創始は、津田山の山頂にあった津田累 (砦) 内に城主桑村隼人亮が崇敬社として祀り、天文年間には三好氏の崇敬厚く庇護され、慶長の頃 (1596 ~1615) に現在地へ遷座されました。
文化12年 (1815) の『阿波志』には「八幡祠 旧津田山上に在り 〜」との記載があります。 また、江戸時代の阿波藩主である蜂須賀氏の参勤交代時の旅路安全祈願を当社で行っていたとも伝えられており、阿波水軍とも縁深かったことが記された古文書が現存しています。
北を背にして南面する神社が多いのですが、御神威により海岸線方向の東向きに御鎮座されており、元旦の初日の出は社殿正面から見て鳥居中央を悠々と登るため、先人達が守護神を祀るに相応しい最適地を選定したことに得心させられます。

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