八幡総社両神社のお参りの記録(1回目)
徳島県府中駅

16番札所観音寺の境内にある神社です。
観音寺の本堂右隣には八幡大神宮・総社大御神（八幡総社両神社）が鎮座しています。
こちらは阿波国総社とされる神社です。
今は境内の隅にひっそりとある小さな神社ですが　かつては南方の総社が原という場所に3000坪もの広大な敷地がある神社でした。
八幡大神宮の御祭神は応神天皇　総社大御神には阿波国式内社50座が合祀されています。
社務所はなく　宮司様宅で御朱印を拝受できるようです。
観音寺とは切り離してお参りする感じですね。

総社については次の様な説明があります。
特定の地域内の神社にお祀りされている神さまを集めた神社。
昔の県知事的存在である「国司（こくし）」は赴任地に到着後　すぐに定められた順に神社を参拝するという習慣がありました。
これが現在でも「一の宮」　「二の宮」として残っています。
該当する神社が近くにあればいいですが参拝に不便な場所もあるので　国府に近い場所に「総社」として神社を集め　そこに参拝するようになりました。
なるほど総社という名称はいろいろな地域で耳にしますが　いわゆる代表神社ということですね。