地神社のお参りの記録(1回目)
徳島県徳島駅

徳島市にある神社です。眉山山麓散策の続きです。
春日神社から山を登ることにしました。
目指すは山の上の方に見えた建物だったのですが　途中で鳥居をお見掛けしましたのでお参りしました。
しっかりした石鳥居があり　狛犬もいますが　祠はありませんでした。
祠の代わりに　天照大神と書かれた石碑？塔？があります。
調べてみると地神塔（じじんとう）というのだそうです。

地神信仰に基づいて地神講あるいは社日講によって造立された石塔であり　社日塔（しゃにちとう）・地神碑（じしんひ）ともいう。
阿波独特の信仰に「地神信仰」があります。
阿波国においては創始に藩主蜂須賀氏が深く関わり　「地神を祀る塔と祭礼」が一定のルールにより藩内で統一性を保っている点が独特です。
阿波国内の天皇陵や古代の遺跡を掘り荒らした蜂須賀氏。
その神罰を恐れた阿波徳島藩代11代藩主の蜂須賀治昭が　1790（寛政2）年　神職早雲伯耆の建白を受け　藩内全域に地神塔（塚）を建て　春秋の社日（戌の日）に地元の氏子や農民に「地神祭」を行うようにさせたことが始まりだそうです。

由緒書はないのですが　ご祭神は看板に書かれていました。
主祭神は天照大神で　埴安媛命・倉稲塊命・大巳貴命・少彦名命も祀られています。