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2025年01月21日(火) 01時39分 byくし

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古文書によると、鎌倉時代初期1200年頃、下野国都賀郡小野寺村から渡良瀬川に面する小高い丘である当地に、川崎城を築いた義寛(小野寺禅師滝口入道)が場内に薬師寺を創建、場内に稲荷を祀る。
古地図によるとこの地は田島と呼ばれ、その中心に位置する当該稲荷は東西に大門といわれる広大な参道を擁し、境内には鬱蒼とした杉林があり、地域の善男善女の信仰の場であった。
後年、義寛の子孫 貞滝坊(当地、奥戸、大久保、梁田など二十二郷支配)の三女「きよ」が、関宿藩(現在の千葉県野田市)鈴木由哲に嫁し「その長男が海軍大将終戦時内閣総理大臣の鈴木貫太郎」である。
母「きよ」が幼少の頃から信仰していた当稲荷に、九十八歳を記念して昭和九年(1934年)に「一対の狐石像を奉納した。
以上の記録を末代まで残すべく、令和四年十月建立。
下野小野寺氏末裔 岡村 洋
(案内板より)
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小さなお稲荷さんだが興味深い歴史を持つ。
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