八雲稲荷神社のお参りの記録(1回目)
栃木県足利駅

足利市と佐野市を繋ぐいくつかの間道のうち、一番北の山側を通る須花トンネルという地元有数の心霊スポットがあり、その須花トンネルから少し佐野側に下ったところにある神社です。

この須花トンネル、明治時代に茂平さんという義民が地元の交通の便のため私財を投げうち手掘りで掘った、本来は心霊どころか非常にありがたい場所なのですが、
見た目の不気味さと、同時にこの須花峠が戦国時代の佐野家最後の直系当主 佐野宗綱公が討ち死にした場所でもあるためか、心霊スポット視されてしまっているというトホホな場所(^^;

足利は八雲神社が多く、佐野には初牛祭りで有名な一瓶塚稲荷神社があるためか、ちょうど中間にあるこの神社は両方が合体してます。
ちなみに八雲社と稲荷社が合祀ではなく習合的な形で祭られてる神社は日本中でもここしかないようで、検索しても他は全く出てこなかった。
まぁ神話でもスサノオは食物神のオオゲツヒメを殺してるので、本来この二神は相容れないのではないかと(^o^;)

ちなみに先人のレビューによると「別表神社」と書かれた額もあったそうですが、別表神社は本来栃木には日光二荒山神社、宇都宮二荒山神社、唐沢山神社の三つしかないそうで、
また特にこの地と関係なさそうな源義経なんかも祭られてたそうなので、社名も含めてわりとユルい神社なんではないかとw

ただ絵馬の数は結構あるし、奥様とお話したところによると東京や埼玉南部からも参拝に来る人がいるそうなので、厚い信仰を集めている神社だと思います。
気さくな奥様でいろいろと楽しくお話しさせていただきました(^o^)
御朱印も奥様が書道具を持ち出して書いてくださいました。