塩釜神社のお参りの記録(1回目)
栃木県小俣駅

飛駒地区で巡った最後の主要な神社です。
この辺で塩釜神社は非常に珍しいので由緒を調べたところ、やはり個人の勧請したものらしい。
「仙台の塩釜神社」となってるので、塩竈市の本社ではなく、仙台市宮城野区にある「名掛丁塩釜神社」という方が勧請元ですかね❓️('_'?)
延宝年間（1673年 - 1681年）鹽竈神社本社の修築の際に仮宮が置かれたところだそうです。

ただ、祭神が塩土老翁神ではなく、日光や宇都宮の味耜高彦根命に変えられており、御利益も鹽竈神社本来の交通安全・航海安全から安産祈願に変えられてたりと、何かローカルカスタマイズされてるらしい💧w
安産祈願は、塩土老翁神・味耜高彦根命どちらともそぐわないような気がするので、もしかしたら祭神不明摂社の一つに木花咲耶姫・豊玉姫・玉依姫辺りが祀られてて、そちらの御利益が強調されて伝わってるとか👰❓️
塩土老翁神は、一応、ニニギ神話と海幸彦神話どちらにもチョイ役で出てくるらしいので、旦那さんの方とは微妙な接点があるようですが💫w

昔はお産は命掛けでしたからね👶💦　根本神や駒形神なんて地元の神さんじゃ役に立たん！😫と吉田さんが考えて、遠く仙台の神さんを連れてきたくなった気持ちもわかります。
ちなみに、この塩釜神社前から近沢林道を通り、山を越えた先にある作原出身の祖母に聞いた話ですが・・・
昔はお産といったら産婆さんを呼ぶわけですが、山村なのでそれすら間に合わないことがあり、そんな時はどうするかというと、なんと神社の神主を呼ぶんだそうです😳　で、具体的に神主が何をするかというと・・・

ホーラ痛くない❗ホーラ痛くない❗ホーラ出た❗ホーラ出た‼️モーウ出た‼️👏😤🌿

・・・と、産婦の側で祓串振りながら祝詞というか気合いを入れ続けるんだとか⁉️Σ（￣□￣;）

ばばあ💧・・・いくらなんでも孫を担ごうとしてんだろ😓と思ったのですが、後年オカルト雑誌のムーを読んでたところ、大正・昭和初期に霊術とか催眠術とか流行った時代に「無痛分娩法」と称して、なんとこれと全く同じことをウリにしてた霊術団体があったらしい⁉️😱💦　
婆ちゃん疑ってスマン！😂www

昔は今より信仰というものが生活に密接に関わってたと思いますが、それは我々が一般にイメージする素朴で牧歌的なものだけではなく、こういったカオスで猥雑な面も多々あったと思います🌀💧（爺さんから聞いた「財布にエロ写真」のエピソードなんかも含めて切に思う😅w）