八幡神社（吉水町）のお参りの記録(1回目)
栃木県吉水駅

田沼南部の吉水地区は、佐野氏が唐沢山城を築く以前（鎌倉～室町中期）まで居城としていた「清水城」という平城のあった場所🏯　現在はウチの菩提寺の興聖寺に100m四方の本丸跡を残すのみですが、全盛期は吉水町全体を覆うおよそ800m四方の広大な平城で、城の霊的守護の寺社も多数あったとのこと。
また「吉水」という地名のごとく、この辺りには湧水も豊富にあったそうで、弁天様など各水源の守り神なども祀られていたらしい🌊

ところが、西と南にはそういった名残りの寺社が現在もわりと残ってるものの、なぜか北と東には少ない💫
(これは後に、唐沢山城が破却されて佐野氏が春日岡城に移った際に、唐沢山周辺の寺社も一緒に現在の佐野中心部に移転してしまったのも関係してる)
北・東側に残ってる寺社はないのか？と丹念に探したところ、小さい八幡神社を一社発見しました💡
水路開鑿記念碑が建ってるのでここも水源の一つだったか、あるいはちょうど興聖寺から800m前後、かつ北東方向なので鬼門守護だったのかもしれません👹

小さな八幡様ですが、後ろに人名を連ねた寄進板が掛かっており、大理石の基台などの改修もされていて、今でも地域の鎮守様としてシッカリと崇敬されてるようでした🙏🌟